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勧修寺(京都市山科区)

醍醐天皇の祖父母が運命的な出逢いをしたというロマンスが伝わる名刹。


京都市山科区  「勧修寺(かじゅうじ)」  (古都探訪 ⑱)



昌秦3年(900年)、醍醐天皇が母藤原胤子の菩提を弔うために創建されたと伝わる、真言宗山階派の大本山。



その後、応仁の乱と文明2年(1470年)の兵火で寺は焼失し衰退するが、天皇家と徳川家の援助により復興した。



本堂
1672年、霊元天皇の仮内侍所を下賜されたもので、元は近衛家の建物であったという。



観音堂
氷室池に面して建てられた楼閣風のお堂は、昭和初期の建立。






氷室池
「典雅の極致」と称されるこの池は、四季折々の花で彩られ、水鳥が羽を休める姿も見られる。

平安時代には1月2日に此処に張った氷を宮中に献上し、その厚さによって五穀豊穣を占ったといわれる。



明治5年(1872年)から明治14年(1881年)にかけて寺内の一部が、勧修小学校として使用されていたユニークな過去も。


                 photo by OLYMPUS OM-D EM-5Ⅱ

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