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淀水路・河津桜(伏見区)

本格的な春の到来を告げる、京都市内唯一の河津桜並木。


京都市伏見区  「淀水路・河津桜」  (古都探訪 95)



季節を先取りする陽気に誘われ、淀水路沿いに競うように咲き始めた河津桜を愛でに出かけてみた。



この桜は地元住民らが平成14年から植樹してきたもので、現在水路周辺に約200本ある。



学術的にはカワツザクラは、オオシマザクラとカンヒザクラの自然交雑により生まれた種であり、1955年に静岡県賀茂郡の河津川沿いの雑草の中で1㍍ほどの原木が偶然発見された*



特徴は通常1月下旬から2月にかけて開花する早咲き種であり、花は桃色ないし淡紅色で、ソメイヨシノよりも桃色が濃く、花期が1ヶ月と長い。



桜並木は約20分の散策コースであるが、年数がまだ浅く、絢爛豪華な桜吹雪となるまでには後10年はかかると思われる。   尚上述の原木は現在でもその地にあり、樹齢60~70年とされる。



背景により桜の艶やかさが千差万別に映え、その美しさに暫し息をのむ。



花のピークは後1週間としたところか。



いよいよこれから古都の本格的な桜のシーズンが幕を開ける。


*一部学術的表記として、名前をカタカナで記載しています。

            photo by OLYMPUS OM-D EM-5Ⅱ

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