おやじ News! watch-dogs

渉成園ライトアップ・2019(下京区)

織りなす光の情景に惹きこまれる滴翠軒の影絵。

京都市下京区  「渉成園ライトアップ・2019」  (古都探訪 153)



渉成園(しょうせいえん)は、真宗大谷派の本山・真宗本廟(東本願寺)の飛地境内地として知られ、別名「枳殻邸(きこくてい)」とも称す名園。



本年の秋の夜間特別公開は11月15日から12月15日までの一ヶ月間催される。



相反する過去と現在が織りなす独特の情景が闇夜に浮かび、尚一層幻想的な空気感を醸し出す。



庭園越しに京都タワーが見える穴場スポットとしても近年では有名。



奇構とも見える外観の傍花閣(ぼうかかく)は、禅宗の「三門」と呼ぶ楼門から発想されたものという、シンボライズ的な楼閣。



回棹廊(かいとうろう)はポッカリと口を開けた、魔界への入口のようにも見える。



ハイライトは今年初めての試みである臨池亭と滴翠軒(てきすいけん)での「点心精進料理付プラン(要予約)」




食事を終え室内の灯りを消すと、モミジをはじめとする樹々が影絵となり、この世のものとは思えない妖艶さに悶絶する。



これ程の情景美は未だかつて体感したことがなく、深く心に刻み込み封印した。

           photo by OLYMPUS OM-D EM-5Ⅱ

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「古都探訪」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事