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マツタケ

先日の「知足亭」の紹介の中で「マツタケモドキ」についてお話ししましたが、読者の方から質問がありましたので、以下にて補足しておきます。

マツタケと言っても「私たちが一般にイメージする、香りも味も抜群の(ほんまもんの)マツタケ」だけではなく、幾つかの種類が存在します。

その中でもよく知られているのが前述のマツタケモドキ(学名 T. robustum (Alb.&Schw.:Fr.) Ricken sensu Imaz.)とバカマツタケ(学名 Tricholoma bakamatsutake)があり、主にモドキは本物より遅め、バカは早めに顔を出します(モドキもおやじの経験上、バカ同様に早い時期にも確認しています)  特にバカは雑木林に生えるのが特徴で、採れば本物ではないと言うことが素人でもすぐ分かります。


8月から11月にかけ、特に産直売り場でマツタケと呼ばれるキノコの中には、モドキやバカも含まれており、金額の安いもの、時期的に本物前後のキノコは確認した方が無難です(出荷者・販売者は分かっているため、本物より概ね安価です)

しっかり明示してあるところもありますが、おやじが今まで確認した産直の殆どでは単に「マツタケ」または「松茸」としか表記せず、質問したら答えるというパターンが多いです。

大まかに言えば「合っている」のでしょうが厳密には違いますし、もちろん香り、味、食感が劣ります。  やはりお金を払うのですから、できるだけ本物を食したいのが人情ですよね。

誤解しないでほしいのは、産直が悪いわけでは無く、買う側もそれなりの知識が必要なケースもあると言うことで、ご理解していただけたらありがたいです。

長々と難しい話を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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