京都市下京区市之町260-4 「葱や平吉 高瀬川店」 【1796】
京阪「祇園四条駅」を下車し出入口③から四条通に出て鴨川を渡り左に折れ木屋町通に入る。
名残惜しむように乱舞する桜を仰ぎ見ながら、高瀬川沿いをほてほてと歩く(4月15日撮影)
ちょうど高瀬川に架かる2つ目の小橋の袂に佇む「葱や平吉」さんが、今夜のメインイベントとなるお店です。
此処は以前ご紹介した大傳月軒【1433】や菜根譚【1537】、その他にタイガー餃子会館、スコルピオーネを手掛ける、KIWAコーポレーションさんのグループ店の一つです。
壁面のマルに平のマーク。 マスコミでもよく取り挙げられており、見覚えのある方も多いはず。
KIWAさんお得意の京町家をリブートした店内は、高瀬川に面したフルのガラス窓からの情景も手伝い、しっとりとした趣のある雰囲気が漂っています。
2階の座敷。 昭和初期の総二階の面影が、此処彼処に残っており、なんだか古里の田舎家に紛れ込んだような錯覚を覚えます。
階段脇の古酒(クースー)の壷。 スタッフの方にお聞きすると中身は入っておらず、飾りとして置いてあるのだとか。
お品書き①
葱専門のイメージが強いですが、すき焼きコースが冒頭を飾っており意表を突かれました。
お品書き②
次ページから葱料理のアラカルトがズラリと並んでいます。
お品書き③
もちろん葱以外の、酒のアテにピッタリの一品もそろっています。
お品書き④
本日のお勧めは、別表にてアナウンスされています。
お品書き⑤
アルコール類も日本酒からワインまで、フルラインナップでチョイスできます。
突き出しとともにお代わり自由の葱がドーン!
「京生麩の味噌田楽 980円」
口内の粘膜を心地よくくすぐる、そのもっちりとした食感がタマリマセン!
「穴子の丸ごと一本揚げ 1,080円」
サクサクとした衣と、舌の上でとろける旨味がなんとも秀逸!
「もろこ佃煮 680円」
ホンモロコの旨味がギュッとつまり、お酒のアテにピッタリです。
「鰆炙りお造り 1,400円」
旬を迎えたサワラの造りは鮮度がものをいいますが、さすがですね平吉さん!
「鶏天 680円」
京都に来てすっかりハマった鶏天。 ホクホク美味~い♪
「タケノコ炭火焼 900円」
はしりのタケノコはエグミが全く感じられず、いただくと、体中の血液が浄化されたよう。
「豚ばら葱塩焼 980円」
豚バラとネギがこんなにも合うなんて、ついぞ知らなんだ!
「牛すじ葱焼 金額ド忘れ」
赤味噌仕立ての牛すじとネギのコラボが絶妙の、いわゆるお好み焼き。 これは癖になるぜ!
〆の「湯葉とろろめし 1,200」
丼鉢山盛りの麦飯に、はんなりとした湯葉がのり、ゆうに4.5人分はありますよ。
その上から山芋がスタッフの方により、ドバッとかかります!
小鉢にとりわけ、ちりめん山椒もしくは葱味噌をチョンのせし、脇目をふらずワシワシいただきます。 ねっとりとしたとろろとそれを受け止める麦飯に、まったり湯葉が加わり、〆にふさわしいグレートな逸品でした。 お腹一杯!
さて腹ごなしに川沿いをチョイと歩きましょうか。 夜風が頬にあたり、気持ち良い~♪
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