京都市右京区
「法金剛院・観蓮会(かいれんえ)」 (古都探訪 142)
法金剛院(ほうこんごういん)は、周辺の地名である「花園」の由来ともなった、別名「蓮の寺」とも呼ばれる、文字どおり四季折々花咲き乱れる、双ヶ丘の東麓に座す律宗の名刹である。
盆地特有のうだるような暑さが続くと、約90種類の蓮が、礼堂前の苑池を中心とした境内に、色とりどりの花をつける。
極楽に咲くという蓮の花は、清楚且つ華麗で、愛でる心を清々しくさせる。
花は早朝に開花し、1日目は猪口のように小さく咲き、2日目に満開を迎え、4日目の昼以降散る。
泥水の中から美しく大輪の花を咲かせるさまが、仏教の教えに通じ、象徴的な花となる。
人以外にもさまざまな生き物が、涼を求めやってくる🐸
雨粒を集めた水滴が、蓮の葉の上に貯まる姿も、また風流。
春の法金剛院→https://orange.ap.teacup.com/applet/watch-dogs/msgsearch?0str=%82%A0&skey=%91%E6%8F%5C%8EO%94%D4%97%EC%8F%EA&x=63&y=10&inside=1
photo by OLYMPUS OM-D EM-5Ⅱ
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