それは、この時期必ず作る「ワサビ漬け」用のワサビです。
山間部のワサビはまだ開花期を迎えませんが、人里近くのワサビはそろそろ白い花をつけます。
この「ワサビ漬け」、とっても簡単ですので是非お試しあれ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/01/81b2d839a264ebf1dcebff4216d30020.jpg)
ちなみにワサビの栽培方法として、水流で育てるワサビ田(水ワサビ)と、畑で育てる(陸ワサビ)の2種類の方法があります。 大きさを比べてみると、水ワサビの方が大きくなる事から、この2種類は「別物」と誤解されますが学術的には同一の物です。
ワサビの根から出るアレロパシー物質(アリルイソチオシアネート・他の植物が生えないように出す物質)が、陸の場合自身にも作用し成長を抑制、水流の場合水で流されるため大きく育つのです。 この物質はワサビ独特の「辛味」の成分でもあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/33/955a84e4fbb3d6e84256655e0dd36062.jpg)
話しを戻します。
用意する物・ワサビ・お茶・醤油
①まず、用意したワサビを、傾斜を付けたまな板の上に置きます。(低いほうにお茶が流れ、そのままシンクに行くように)
②次に熱いお茶をいれ(安いお茶っ葉でよい)、ワサビに満遍なく上からかけます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/d0/32d08b666c327bcebaabd4ca131bf563.jpg)
③適当な大きさの瓶に、②のワサビを手で千切りながら(揉んでもよい)食べやすい大きさにして詰めます。(この作業で酸素に触れ辛味成分が増します)
「ショーカラが揉むとより辛くなる」と昔から言いますので「該当者」に揉んで貰いましょう!
④最後に醤油をひたひたになる位入れて蓋をします。
(醤油は蓋を開けてから、段々と風味が抜けますよね。 僕は開封時の風味が3ヶ月持つ写真の醤油を使います。 特別な醤油ではなくパッケージに秘密があり「毛細管現象」により、中身の密閉状態が保たれ酸化を防いでくれるのです。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/d8/cbc0d504b61fa6094a92e4740a780da4.jpg)
⑤冷蔵庫に入れ、約2時間後にはもう食べれます。
如何ですか?簡単でしょう。 「春の香り」を是非お試し下さい。