kira kiraな☆しあわせ ~多発性海綿状血管奇形・心因性非てんかん性発作(PNES)と共に~

病気があるからこそ今いる私。楽しいことも悲しいことも、すべてがkira kiraの思い出になると信じて‥☆

著書「永遠の彼」への想い*1

2015-10-11 16:59:38 | Weblog
少しづつ、この本を読んでくださったかたが増えてきました。

私の、半押し売り状態の営業につき合っていただいたり、
書店予約をしていただいたり、
買ったよ!!と、写真を送っていただいたりと…

本当に、みなさんに感謝しています。
どうもありがとうございます✩


私の営業活動が、とりあえず一段落したので
この作品をつくっていた間のことや想いを、
少し書きたいな…と思ってきました。

「永遠の彼」への想い1としたけど、
2、3、、があるのかは、ちょっと不明です。。


今回、本をつくるにあたって、いちばん大切にしたのが

「表現」。

景色、気もち、空気、感情、いろ……

つかう単語には、とことんこだわった。
擬態語は特に。同じように見えても全く同じじゃないモノ・コト。
お台場の夜景の場面でつかった擬態語は、
私の語彙力の限界。極力、同じ単語をつかって表現したくなかったから。
その結果、横文字が登場してしまいました…。


いただいた感想のなかに、

きらきらしたものの表現が綺麗だった。
電気でつくられる「夜景」は嫌いだけど、見てみたいと思えた。

というものがありました。
そう感じてもらえたことに、感動しました。
たまたま感性が似ているだけなのかもしれないけれど。

私が力をいれた、がんばって書いたところについて感想をいただくと、
飛び上がってよろこんでしまいます(笑)

わーい!通じたーヽ(*´∀`)ノ

もし、
それはどこの場面だ??と思ってもらえた際には、
ぜひ、最後の章を、もう一回見てみてください!
やたらにしつこく、きらきらってますので✩

お台場がらみでいくと、
ゆりかもめから見た、昼の海の表現。
これも、悩んだ末の擬態語でして…

最初は、無難に「きらきら」としていたのですが、
本当にそう見えているかな??と自問したところ、
違うな、と思いました。

それで、出てきたのが

「きらきら」じゃなくて、「ぺかぺか」!!


冷静に考えるとさ、「ぺかぺか」って伝わらないような気がして、
なかなか聞かないし。
ちょっと違うよね……

尊敬する宮沢賢治先生が登場してしまいました。


と、、こんな感じで
どんな表現をすれば、私が見たものが伝わるんだろう?感じたことを伝えられるんだろう?の連続でした。
ことば選びが楽しくてたまらないときもあったし、
全然、納得できる表現が見つけられなくて、こまったなぁーと思ったこともあったし、

だけど最終的には、私の全部をつかって完成させることができたかな
と、思える。

妥協はしないと決めたとおりに、
一言一句、私なりに大切にしました。

読んでくださる一人ひとり、
どんな場面が印象的だったとか、この言葉が好きとか、体験を共感してくれたりとか、
それぞれ異なる感想をいただけるのが、楽しいです。

ありがたいし、うれしいし、楽しいし、なるほど…と思ったり。
この本を読んだら、私の印象が変わったと言われることも。

「永遠の彼」を、いろんな角度から見てもらっているのを感じています。
私が考えもしなかった感想をいただくと、
自分でつくったものでも、何度でも読み返したくなります。

この作品の、好きなところ、キライなところ、
いろいろ思ったことを、ぜひ教えてください✩