2012 6月 7日 17:00 ～ 19:30
福岡県 田川郡 彦山川
毎年、この時期に農繁期を迎えるこの地方の
水調達の為に、岡森堰が閉じられます。
普段は、水位50cmにも満たない位の河川ですが堰を閉める事で
水位が6mほど上昇します。
この時ばかりと鮒族、コイ族のハタキが始まって来ます
普段水の無い所には、雑草が生い茂ってるので絶好のハタキ場に成るのです
その生えてる雑草にも枯れた物もありますが
やはり青々しい【新芽】に群がるのとの情報を得て
新芽＝若葉が茂ってる所に的を絞って夕マヅメを狙って見ました。
竿は、がまかつ紬 １２尺
道糸は、サンライン奏の2号
ハリスもサンライン奏の1号 30cmと40cm
針は、アラシ8号上下・・・・・本当は、ゴスケが良かったのですが北九州には置いて無くて
大阪府の【米源釣具】さんに小物合わせて通販でお願いしました
水深は、まちまちですが新芽の間を狙いますので
根掛かりは、必至の条件なんです
勿論、へら鮒が掛かって根に持ち込まれるのは想定内なのです。
この場所は、沈んでいる新芽の上を狙って
針から浮きまで80cmほどのタナでやって見ました
餌は、麩系も通用するようですがジャミも多いので
おかちんは、マッシュ主体の餌で挑みました
マッシュポテトと1:1マッシュ、新べらグルテンに最後は浅ダナ1本
割合・・・・・本当に適当です
さらに針付けする前にコネコネして10円玉くらいに丸めて
あとは、浮きが動き出すまで打ち返すのみです。
思った以上に沈み草に引っかかります
道糸2号・・・ハリス1号・・・・簡単には切れません
根掛かりして竿を真っ直ぐに引くと
ハリス切れるどころか、新芽が根ごと抜けて付いて来ます
この糸・・・強すぎますが
巨ゴイ掛かったら・・・・竿折れないか心配です
そして、餌打ち開始後30分ほどで根掛かり物もほぼ駆除出来た様で
静かになじむ浮きに変化が現れました
そして、なじんでゆっくりとサワリが出て・・・・・「ツン」
1目力強く入るアタリでHit
右へ一気に引ったくる強烈な引きに何とか持ち堪えた次の瞬間・・・・
今度は、左手前の茂みの中へ
おおおっ～・・・・しっかり潜られてますが針には掛かってます
こんな事もあるので、7m伸びる磯タモも用意してます
慌てずに磯タモを・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
車に積んだままですが・・・・・
2本物玉ノ柄に尺3寸玉付けてますが、届きません
何とか、根掛かりの方が切れてくれれば・・・なんて思ってる間に
へら鮒の方が外れて・・・・・(￣▽￣;)!!ガーン
道糸持って引っ張ると・・・両針共に付いてますが
逃げた魚は大きい・・・間違い無く50Upのへら鮒だった事にして
さっさと次の餌を打ち込みます
ドタバタやった後の数投は、サワリもありません
再び、サワリが出たのは夕暮れ間際でした
そして次投・・・しっかりなじんで少し戻したところで
「ズボッ」と消し込んでHit
ぐ～っと沖に走って・・・・プカッって浮いちゃいました
難無く玉網に入ったのは・・・・34.3
こりゃ～NHC野釣りダービーの規定サイズ外です
この日は、この１このみの捕縛と成りました
実は、前日の6日も上流の上野病院下ってポイントに夕マヅメ狙って来てたのですが
デジカメ撮るほどのサイズが釣れなかったので写真ないのです。
サイズは、38.5まで７こ釣れたのですが・・・・こちらも番外なので
2日目終わって、40cmが出ないとは予定外ですが
まだまだ、チャンスはあるので翌日はさらに上流の方へと入りました。
前回のがまかつG杯争奪戦予選会から使い始めた
SUNLINE パワードへら 奏
High Molecular Weightナイロン
3層コーティング・・・意味分かりませんが
メッチャクチャ強いのは、間違い有りませんね
あと、気に成るのが糸の沈みの良さ
道糸浮いてて風で流されてアタリが出ない事が多いのですが
今回は、2号と太かったですが違和感無く沈んでくれました。
浮きにテンション掛かる事無く、水中10cm位の所でサスペンドしてる感じでした。
まだ使って無い方は、一度使って見て実感して見て下さい
おかちんも引き続き、“ 熊谷 充 氏 ” お勧めのこのラインを検証して行きます
さて、翌日の8日も午後から仕事を切り上げて
16時には、彦山川を上流から堰までを見て回りました
この日は、夕マヅメを上流で攻めて
半夜ナイターで堰そばの深場を攻める作戦です
先ずは、上流域の横からの流れ込みがあるポイントでスタートしました。
ここは、綺麗に護岸されてますので車を後付けしての楽ちん釣り出来ます。
水の無い時の写真を見ながら竿の選定をします。
こちらが、堰の閉まる前の状況です。
左右の新芽の間の石の上を狙います
同じ角度の写真ありませんが・・・・
打ちながら、新芽の引っかかり具合で釣り座の方向を変えて行きます
竿は、15尺 仕掛けは前日と同じ2年1組(道糸2号ハリス1号)
餌も前日のブレンドと同じですが・・・分量はきっちり計っていません
予定通りに一発では、方向性は決まりません
何度も引っかかり、やっとVゾーンを確定しましたよ
見事にVゾーンが定められると・・・待ってましたとばかりで浮きは動きます
水面には見えませんが、左右に生えてる新芽に入られると捕縛出来ません
針掛かりしたら、沖へ走ってくれる事をただ願うだけなんです。
そして、遂にその時が来ました
ゆっくりと上下するサワリ・・・((o(^-^)o))わくわく
そして、「ツンッ」と1目入るアタリでHit
おおおおっ～こりゃ～・・・・
願ってる通りの沖への走りを堪えて
この日の1こ目GETトン
がっ・・・・・35.8
やっぱり小さい・・・・通年アベレージにも達していないサイズ
まぁ～その内におデブちゃんが来るだろうと思いながらの
次投・・・・おおっサワリが出てるぞぉ～
・・・・・「ドッカン」っと消し込んで連続Hit
確かにサイズアップしたものの・・・・36.5cm
どうやら釣れて来るのは、♂ばかりです
妊婦ちゃんと一緒に来てるはずなのですがね
へら鮒まで♀には嫌われているのかと凹んでしまいそうですが・・・
久しぶりの雨で活性が上がったのでしょうか
前日までの浮きの動きとは全然違います
へら鮒掛かっても浮きは止まる事は無くサワリは続いてます
浮きが動けば、釣れるんですよね・・・・当たり前ですが
お次は・・・・又しても縮んでます・・34.9cm 
この後もこのサイズばかりが釣れて来ます
さすがに計るまでも無くリリース
この場所で夕マヅメ待たずに見切りを付けて
下流側の堰周りを視察して半夜ナイターにてビックちゃん狙って見ます
風も止まり、雰囲気最高なのですがねぇ～・・・撤収です
下流側見て回って、あちこちもじりはありますが
その中でも大きそうなもじりが出てる所を探します。
直方よりの土手に新芽の良い場所があるのですが
先行者が居ましたので、飯塚側の土手へ移動
堰堤のすぐ上にてスタンバイしました。
写真は、堰開門時です。
すでに護岸ブロック上から1枚目まで水位上がってますので
15尺でこの沈んでいる草むらの上を狙って見ました
15尺3本半のタナでサワリが出始めての数投後に
「ズルッ」っと2目入るアタリでHit
しかし・・・やっぱりサイズが伸びません37.7cm
この写真を撮った直後に・・・・背筋がゾッとする事が(￣_￣|||) どよ～ん
玉ノ柄握った時に「ヌルッ」っとしたけど・・・
ヘッドランプ点けた瞬間
ど～～～～～んびき
大量に襲って来る なめくじ
へら台の上にも・・・・
オレンジ色のエサボールがヒョウ柄に成ってるし
蟻
も嫌だけど、ナメクジも嫌いです
へらバックから順に拭きながら車へと撤収しました。
ビールに寄って来るとは聞いてましたが、グルテンにも寄って来るようですよ
ジメッとした時の野釣りには気を付けましょうね
次の日は、ナメクジ寄せ付けない薬を準備して
オールナイト26時間釣行でビックちゃん狙いましたよ
次回は、“ 麻野インストラクター ” も参戦しての26時間戦えますか・・・
果たしてビックちゃんは・・・・・
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