風に乗れ -Winddriven Current-

ワイヤーフォックステリアのナイトさんとORIXを応援する日々
“Challenge Together @KOBE”

3時間で片付けな!

2013-08-02 | Bs現場レポ2013 
連敗を目の当たりにすると悔しくて,予定外でしたが参戦しました。
いつもの高倍率カメラではなく,手元にあったコンパクトカメラで記録してきましたが,
最近のコンデジはドーム内の光強度が小さい中で倍率を上げても随分ぶれない画像が撮れるようになったもんです。


両先発はオリックス西とロッテ・グライシンガーということで,ここんところ調子の悪かった同士。
防御率も似通ったもの。しかし,先制したのは初回の糸井の一発から。
さらにデホにも一発が飛び出して,チャンスは作らずとも2点先取でき,有利な展開に持ち込んだオリックス。


5回までロッテにチャンスすら与えなかった西勇輝でしたが,6回表に3連打を食らってあっさり1点を失い,
しかも坂口の思わぬ後逸もあって無死2・3塁のピンチに。勢いづくレフトスタンドのマリサポ。
確かに京セラドームの人工芝はボールが跳ねすぎるのが特徴で,さらに今年は反発係数が増えてるので,
ハーフバウンドの打球処理が難しくなっているのが実情です。
ノーバウンドで捕りたい気持ちは山々でも,中途半端にワンバウンドさせると大変なことになるという実例を示ししてしまいました。

いつもなら,ここで嫌な予感が漂いだしたところからズルズルと同点・逆転に持ち込まれるパターンが通例だったのですが・・


西勇輝とタイミングが合っていなかったとはいえ,犠牲フライも懸念されたブラゼルを
高めのストレートで空振三振に仕留め・・


さらに里崎も意表を突いた変化球で空振三振に。



続く大松は初球でファーストゴロに打ち取り,
これでオリックスに流れを手繰り寄せることが出来ました。


するとその裏,先頭の糸井が久々に見るライトへのクリーンヒットで出塁。


デホもセンター返しを鈴木大地に飛びつかれ捕球されるもセカンド送球は間に合わず1・2塁。




そして,そろそろ始まるラピュタの放映でツイッターが大変なことになっている最中,
続く打者は・・・


バル(ディリ)ス!

三塁のマキシコーチに呼ばれ,なにやら耳打ちされ,併殺を避けるためのバント指示かと思いましたが
カウントとコースに応じた見極めの指示だったようです。

追い込まれても,ランナーの状況で広く開いた1,2塁間へ強い打球を放てば,チャンスは広がるはず・・・


しかし,バルスは追い込まれる前に強振。
放たれた白球は,シーター30°の放物線になぞらえられ,左中間を破るタイムリー2BHに。(オ3-1ロ)


さらにT-岡田がレフトへの犠牲フライを放って1点追加。(オ4-1ロ)




7回表は岸田がきっちり抑え,裏の攻撃へ。





すると不調の坂口のヒットを皮切りに,安達も続き,
糸井の初球攻撃でライトへの犠牲フライで坂口が生還。(オ5-1ロ)

今の打線,連打は難しいだけに確実に点を取れるときに絶対に取っておくこと。常々これが命題のように思います。
8回裏もバルス&T-岡田の連打で無死2・3塁のチャンスを作っておきながら下位打線で得点できなかったわけですが,
今のチーム,絶対油断はしちゃいけないんですよね。徹底して手綱を緩めず,相手に隙を与えない攻撃を続けることができるかどうかが鍵です。
8回裏のチャンスで代打として登場した山本には,3塁ランナーの動きからしてスクイズも計画されてたはず。
そんな中,結果ファールフライで倒れてしまうようじゃ,まだまだですがな。



しかし今日は針の穴に糸を通すように伏見のミットにボールが収まってもストライクを取らない判定が続き,
ピッチャー不利の展開だったかと思います。特に2ストライクの後から,急にストライクゾーンが狭くなる傾向に。
それを逆手にとって,空振りを仕掛ける伏見のリード,そしてそれに応えるオリックス投手陣は良かったですね。

それでも審判が見逃し三振を取らないのは,自分で試合をコントロールしたくない=自信がないという表れ。
今後も吉本が球審になったときの試合展開は要注意です。

逆に,6回表にタイムリーを打たれた今江への攻め方は,追い込んでからファウルで粘られた後,
見事なコントロールで今江が手を出せなかったチェンジアップもボール判定,その直後のストレートの内角攻めを弾き返されたとあって,
バッテリーよりも打った今江が良かったと認めざるを得ません。



逆に吉本球審の癖に翻弄され,対応に遅れたのが4点リードで9回に登板したストッパー平野佳寿。
青松や鈴木大地にヒットを許し,福浦にもあわやホームランかという長打を浴びて1点を失いピンチが続く嫌な展開に。



しかし,荻野貴には粘られながらもファウルフライに取り,角中をセカンドゴロに仕留めてゲームセット。
荻野貴司にタイムリーを打たれ出塁されると,それこそ同点のランナーが俊足荻野になるわけで,
内心はマジで焦ってきていましたが,荻野を仕留めたところで,なんとかなる!という自信に繋がったかと思います。










今日は攻撃では糸井の活躍が大きかったですが,ヒーローに選ばれたのは久々の勝利投手となった西勇輝。
これまでは,若さと勢いで勝ち続けてきましたが,勝利を続けることの難しさを身に沁みて感じる日々に。

しかし,苦難を乗り越えて自分の力に変えることが出来れば,本当の意味でチームの柱になるのかもしれません。









Bs 5 - 3 Marines
最後のロッテの攻撃が長引いてしまったために,3時間30分を超えるゲームに。平日だし3時間で終わらせてくれるのがありがたいんですけどね!
ドーラに言わせりゃ40秒で・・それは無理。

前日の試合,結果は散々でしたが9回裏の攻撃に少しでも意地というか反撃を見せられたことが今日に生きたんでしょうか。
ならば,この試合はロッテに9回に点を入れられたわけですから,明日は要注意ってことですね。油断大敵!


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2 コメント

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トップバッターとは? (東灘のオリキチ)
2013-08-04 13:55:56
レポートありがとうございます。私も観戦してました。西もようやく勝がつきましたが・・・球数が多いのが・・・。ココ最近観戦してますが、トップバッター坂口の不調がチーム不調を象徴している気がしております。トップバッターの使命とは???一打席からの出塁を見かけなくなりました・・・。核弾頭とはかけ離れている気がします。坂口をトップに据える意味があるのか・・・。盗塁もしませんし・・・。出来ないのか?興味ないのか?昨シーズン?途中から森脇が守備走塁Cで入団した時、森脇は『このチームの盗塁数が少なすぎるので、そこらを上げたい』私は今でもそのコメントを覚えてます。只、坂口に代わるトップがいないのは現状ですが・・・。坂口!タバコ控えてくれ~!?
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オリックス大好き (甥記事h)
2014-01-07 22:05:36
もし、応援団の人と知り合いの人がいたらトランペッターの人をもっと増やしてほしいといってください。
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