経済観察ブログ

経済観察プログへようこそ!!経済学にも経済にも素人の僕が、市場を通して経済を観察しようというブログです。

僕の株式投資日記 令和4年1月6日(木)

2022-01-06 22:33:08 | 日記
 東京証券取引所第1部の平均株価が前日比844円29銭の下落、しかもチャートを5分足で見ると後場も下げ続けて、なんとか午後3時にたどり着いたという印象。ロイターは高PER銘柄の下落が日経平均の下落に貢献したという見解を伝えているが、業種指数を見ると何と値上がりしたのは保険と鉄鋼のみで、このところ景気の良かった(?)印象のある精密機器も4.23%の下落、これは日経平均の下落幅2.88%を越えていることなどを見ると市場は企業業績などに関わりなく日本時間昨夜のFOMCを見て、一端、ポジション調整を行ったのだと思う。
 北朝鮮による弾道ミサイルと思われる飛翔体の発射は内外の報道機関の扱いは小さい印象、地政学リスクは今回の市場の下落に限っては殆ど影響は見られないと言って良いのではないか。
 ところで僕がトレースしている三菱UFJ銀行(8306)、今日の取引では堂々の出来高1位を獲得、拍手(笑い)。会社発表では令和3年度の純利益、1株当たり利益はともに令和2年度と比較して1割程度の伸びを見込んでいる。この会社予測の妥当性については少し強気な印象を素人ながら持つが、世界の三菱UFJだもの力業を見せて欲しいとも思う。チャートのテクニカル的には日足ボリンジャーバンドでMAを25とすると630円付近で、3シグマは663円付近にあるから、今日の終値664円から短期間に一段の上昇は見込みにくいか。ちなみに11月下旬に-3シグマを示現したときの終値は601円付近であることを考えると市場ではこの銘柄は概ね10%程度の変動幅を妥当と見なされているのか。
 昔々、三菱銀行が東京銀行と合併するとき、三菱側は新たに誕生する銀行名から「三菱」の文字が消えることも全く問題が無いと言っていると雑誌で読んだ記憶がある。三菱銀行は言わずと知れた三菱グループの企業で「三菱御三家」と呼ばれていることぐらいは田舎者の僕も知っていた。その三菱銀行が都市銀行連盟加盟行とは言え「外国為替専業銀行」と語られるくらいの東京銀行との合併に意欲を示す理由が理解できなかった。毎日の世界経済に関するニュースを見ていると先見の明とはこういうことなのかと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする