夕張と小樽の競争になれば

昨日も一月ぶりに夕張のしごとステーションでお話しさせていただいた・・・
テーマは団塊世代の移住と産業体験観光なのだが、どちらも小樽ではすでに動いていて夕張ではまだ動いていない分野である・・・

ただ、私はどちらの分野でも夕張の方が可能性があると思っている

移住に関してはどちらの町が先に公営住宅の払い下げや入居の所得制限などを撤廃緩和する条例なり特区になるかだろうと思う
団塊世代が北海道に移住する際に家を建てるのは現実的ではなく、借家の物件も乏しい現状で一番有望なのは公営住宅なのである・・・
古い公営住宅を壊すのに税金を投入しているなら、売るなり貸すなりした方がいいと思う
ちょっと暮らしをホテルやコンドミニアムでするより市営住宅に簡単な家具を用意して体験してもらった方が現実的な暮らしが体験できるはずである。
この点では小樽の方が制度を変えるのに保守的な分、夕張に分がある

産業体験観光は小樽にも夕張にもリソースが眠っている・・・
北海道観光の９割が道内客の循環であるならば、観光施設でなくても新しいコンテンツを開発することで十分同じ土俵にたつことが可能である・・・別に観光地である必要もない
残り１割の海外や道外客をあつかうのは従来型の観光施設にお任せして、道民向けの観光コンテンツを開発した方がいい・・・
この点でも運河、水族館の大砲に頼る小樽は簡単に舵を切れない分、夕張に分があると思っている・・・

とにかく頑張ってほしいし、一緒に頑張ろうよ！