日々雑感

夜景-ガイア理論とガン細胞-エイズウイルス-コロナウイルス

夜景を見ていると見とれることがある。美しい思う。でもシニカルな見方をするとこの夜景は本当に美しいと思っていいのかと思う。

ガイア理論というものがある。地球というのは一種の生命体であるとの仮説だ。地球は生命体で地球上の生物はその器官や細胞で、海流や気流はその循環器のような働きをしているとの考え方だ。一種のメタファーだが、地球が生命体でそこに住んでいる生物がその器官や細胞とすれば、つまり例えば微生物・カエル・ワニ・象・人間などは地球という生命体のいろいろな器官や細胞だとすれば、人間は生命体の中の何かに似ていないだろうか?

人間は無秩序に増え、高速で移動し、毒をまきちらし、他の種を大量に殺す。これはがんによく似ている。
つまり人間は、地球という生命体のがん細胞ではないだろうか?
そして夜景が美しい場所というのは、地球という生命体のがん病変部位なのではないだろうか?

がんの中にはウイルスが発現させるものもある。現在のわれわれの文化・文明は西欧文明によるところが大きく、その文明に従って工業を発達させ大きく人口を増やすことができ、高速で移動が可能となり、環境汚染を引き起こし、他の種を絶滅させている。西欧文明というものは、地球という生命体の中でのがん化ウイルスのように働いている。日本は東洋の中でいち早くがん化ウイルスに感染した。

東洋やアメリカインディアンの文化・文明は西欧文明より遅れたものとみなされがちである。しかし、上記のような見方からすれば、地球をあまりがん化させない穏やかな文化・文明だとの見方もできる。実際、我々が西欧文明を捨てて、昔のバリの人々やアメリカインディアンのように生きれば、人口は減らさねばならないだろうが、環境汚染を止めることはできるだろう。

地球が生命体であるとすれば、生命体には免疫系があるはずだ。エイズウイルス・コロナウイルスは人間というがん細胞を減殺するための地球という生命体の免疫反応なのではないだろうか?(かっては天然痘やペストがそうであっただろうと例えることができる。)

程なく人間はエイズウイルス・コロナウイルスも克服するだろう。つまり地球という生命体の免疫系を無化するわけだ。だからといってこのまま地球のがん細胞として増殖していっていいものだろうか?がん細胞たるものは、早く母体を殺しそして自分自身も殺すよう突き進むべきなのだろうか?




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