2023/2/14の共同通信配信にて「カトリック聖職者ら、4800人超に未成年者に性虐待」との記事が出た。私が知っているだけでもう何十年前から世界中でカトリック聖職者による未成年者への性的虐待の話がずっと出ている。アメリカでのそれは隠ぺいしたことも含めて映画にもなって世界中に配給された。
事件が起こるたびに教会より「許しを請う」「再発防止する」などのコメントが出るが結局再発防止などできずに何十年も続いている。ローマ教皇はこのことが恥ずかしくないのか?
そもそも論を言えば妻帯を禁止すること自体に無理がある。未成年者への性的虐待への嫌悪感は世界のリベラル化に伴いより一層強くなってきている。もう今回のような事件を起こしながらカトリック聖職者の権威を守るのはすでに限界に達しているように見える。
カトリックの教義上どういう整合性をとることができるのかは知らないが、カトリックはそろそろ聖職者の妻帯禁止をやめたらと思う。整合性は見つけることができるのではないか?(2023/2/15)