日々雑感

合法風俗産業は「不健全」ではない

2021/04/25 16:05付けのNEWSポストセンブンの配信にて”新型コロナウイルスの感染防止対策で支払われる持続化給付金・家賃支援給付金の対象から外された問題で、関西地方の派遣型風俗店の運営会社が、憲法が保障する法の下の平等に反すると国を相手どり、未払いの給付金や慰謝料など計約450万円を求めて訴えている裁判の東京地裁があり、その第一回目の口頭弁論にて4月15日に国側が性風俗業について『本質的に不健全』と主張した。"とのこと。

前にも”重度のぜんそく患者で酸素ボンベを常時携行して酸素の吸入を行えば健常者と同じく生活・仕事ができる人たちが性的パートナーを得ることは極めて困難なので、セックスワーカーの人たちに助けを求めることは非倫理的ではない。セックスワーカーの人たちは酸素ボンベを装着したままでも性的なサービスを提供してくれる。”という例を書いた。この例はセックスワーカーの仕事が倫理的行為であることを明示的に示していると思う。

2021年の日本では、貧困が理由でセックスワークを行っている人々もそれなりにいるという状況である。反社とも関係なく合法的で納税も行っているセックスワーカーを『本質的に不健全』とするのはまさに人権侵害といえるのではなかろうか?(これも結構大上段だな.......。)

(フェミニストの上野千鶴子氏のセックスワーカーへの論評についてはよく知らない。ご存じの方は教示を乞う。) 
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