ワースワイルブログ/WB

バイク買取屋さんワースワイルのブログ≪Worthwhile Blog≫です☆

世の中の黒い部分…裏切りか?

2005年10月07日 | ■ワース☆マスターブログ≪WMB≫
今日は先日の続きの2時限目ではなく、最近とっても納得のいかない出来事があり現在も継続中ですがブログってみます。

 今回の問題はあまりにも人間味に欠け、マネーパワーに踊らされている人達が存在するんだと痛感した出来事でした。
それとこの理不尽な問題は未だ未解決ですので徹底的にその闇に潜んでいる黒い部分を暴くことにしました。

★第一章:ラジオCM★
 今年4月、広告代理店の㈱一広の営業より『ラジオCMをやりませんか』と何度もアプローチされました。
内容を聞くと『ラジオCMはとても効果があります。現在ラジオCMやっているバイク買取業者のA社とB社の2社は、ラジオCMでとても効果を上げているらしいですよ』とそのひとことを信じ5月から㈱一広さんを通してラジオCMやることにしました。

 初回の5月は制作料と北海道HBCラジオを皮切りに毎月200万円、300万円、400万円と月を追う毎に広告費は増えていき、7月はベイFM、8月はナック5の番組で日曜昼間『ラブ・サンデー』の冠スポンサー(DJの玉川美沙さんは焼酎仲間で以前からの知り合いだったので)をメインにその他を含め約500万円も掛けてしまいました。

★第二章:株式上場★
 バイク買取業者でラジオ広告を行っていた2社のうち、A社は6月30日に株式上場し、初値の公募の3倍をつけるなど凄いなと関心していました。

 これもラジオCMやTVCMしていた賜物だと信じて当社も広告費捻出が厳しい中でしたが、ラジオCMは続行していこうと思っていました。

 8月中旬にラジオCMの効果が薄く費用対効果が悪く赤字続きでした。既に前章で記したようにタマちゃんの冠スポンサーや地方ラジオのオーダーも入れていてこのあたりから好転するだろうと思っていた矢先、ラジオ広告をやっていた2社のうち残りB社も株式上場をすると発表がありました。

 ナントそのB社は当社と売上もさほど変わらない会社で、そこの社長は私も何度か会っていましたし、今年の春先も朝まで赤坂で飲み明かしたこともある(飲んでいる時も株式上場の話は全く出ませんでしたが…)仲間だった。

 そんな株式上場が目標だった2社に追従してラジオCMをやった私はここで初めて気がついた、株式上場のマネーゲームに引き込まれていたことを。

 早速、少しでも早いうちにラジオCMを中断しようと㈱一広の担当○島に電話しました。
○島と話をしていくうちに専攻の2社は、以前から㈱一広のクライアントだったことが判明しました。うち6月30日上場のA社は既に昨年12月に広告代理店選定で㈱一広と取引を止めている事実も判明しました。
きっと同業クライアントの取引内容をついつい喋ってしまうこの体質に問題があって取引中止したのでしょう。そんなことは知らずに大手A社が一広との取引を中止したことにより新たな営業先として引っかかってしまった訳ですね。
株式のマネーゲームと、大手A社が取引辞められてその代わりに当社がクライアントに選ばれたのも困るので『そんなマネーゲームしているところと競合したくないので、早急に関東近辺のラジオCMは一時中止したい』ことと『地方はまだ続けていくが、今注文入れているナック5を中止できないか』と伝えましたがもう無理でした。
激震の起こる前ならこの時点から当社と㈱一広は、徐々に取引が薄くなっていったのだろう。

★第三章:激震★
 9月10日は当社契約指定業者の支払い日である。㈱一広も8月の広告費約500万円を振り込み、その振り込んだ4日後の9月14日に激震が走った。

 14日夕方にラジオ局勤務の知人から電話で『社長のところのラジオCMはたしか㈱一広だよね。どうもバイク買取業者さんで、B社が㈱一広に圧力を掛けたみたいで、上役から聞いたところによると「ワースワイルのラジオCMの代理店を辞めないとB社としては広告代理店を変えることになるよ。取引金額はウチ(B社)が1,000万/月でワースワイルが4~500万/月でしょ、代理店乗換しても良いのか?」と言ってきたらしいんだ。それで㈱一広がウチのラジオ局に泣きついてきて、何処かワースワイルさんのラジオ広告の代理店やってくれるとこないかなと頼まれたらしいよ』と情報が入った。

 早速B社社長に問い合わせてみようと思ったがもう夜も遅いのと、B社の株式公開日は明日の15日だったなと思い、公開日前日では忙しいだろうと気遣いPCメールで問い合わせみたが翌日には連絡は無かった。
きっと公開日当日なのと、買い気配ではあったが初値が付かなかったこともあり連絡は無かった。

★第四章:確信★
 B社社長からの連絡を待っていたその15日に㈱一広の担当にも聞いてみたくなったので、営業の○島にB社からの圧力のことを尋ねてみた。
『直接B社から、ワースワイルの広告の取り扱いから手を引けと圧力を掛けられているのか?』と尋ねたところ、担当営業の○島はとってもシドロモドロで『自分は判らないので折返し電話します』と○島に言われ、単純だが人の良さが売りだった○島が電話口でも緊張しているのが伝わった。マスターもこれはヒットしたかなと感じながらも電話を待っていた。

 2時間後、㈱一広の専務取締役から直々に自分の携帯に電話が来た。
『先程、担当営業から承りました内容の件でお話します。当社㈱一広はワースワイル様とのお取引は辞めさせて頂くことになりました。これは役員会で決まったことです』凄い!一方的な契約解除。少しでもニュアンスを絡めて話すのかと思いきやスタートからカカト落とし食らった感じ。

 そこでマスター『1,000万円以上もぶん取ったクライアントに対し、こんな冷酷に電話口であっさり言われて、ハイそうですかと返事出来ますか?しかもこちらがそのような噂を掴んだので電話で問い合わせての返事がいきなりこれですか。正式な内容を伝えにこちらに来て説明して下さい』と伝え9月21日に説明に来ると確約をもらい電話を切って思ったことは、これは間違いなく圧力が掛かったなと確信した。

★第五章:B社 社長からの電話★
 9月16日は前々回ブログ【バイク買取業者を選ぶ理由】で書いたバイク業界の重鎮ゴルフコンペでした。
昼食を済ませ軽く燃料補給もしてベスグロ優勝狙って午後スタートを待つティーグランドで一本の電話が鳴った。

 『岡本社長ですか、お久しぶりです株式会社○○○○○の○○ですけど』と相手はB社社長だった。
『お問合せの圧力を…の件ですが、私を含め当社の役員や広告担当にも聞きました。しかしそのような圧力掛けた人間は一切居ませんでしたので、身に覚えはありません』とのこと。

 『それなら大変申し訳ないね、話しの出処があまりにも信憑性のとてもあるところからだったのと。その件を㈱一広に聞いたら折り返し㈱一広の専務から電話が掛かってきてウチとはもう取引をしないと電話口でいきなりのカカト落とし食らったんで、本当に何処かの大手クライアントが圧力掛けてきたんだと確信したんだ』との説明に『ウチでは考えられないですね』とB社社長のお得意の飄々とした本気なのかトボケているのかの答えに、今春飲んだときにA社の株式上場の話を思い出した。

 『A社の株式上場での昨期の経常利益も上場の為の数字でしかないですよね、あんな見え見えでは上場しても株価を下支え出来ないでしょうにね』と言っていた。

 しかし現実はそのB社も15日に株式上場して16日に初値が付いたその瞬間、ナントB社役員が大量の自社株の売り抜けを敢行し、その後連日のストップ安!今では初値の半額以下で公募額を下回る様相だね。
たしか目論見書やIRでは【株式上場して集めた資金で自社借金を返金し運営を円滑に…二輪業界の為になるように全力を上げて…】のだったハズだが…

 その時、最後にB社社長にこう伝えた『もしこの圧力が事実であるとしたら、曲がったことの大嫌いな俺を知っている○○社長なら大変なことになることは理解してくれよ』と伝え電話を切った。

★第六章:担当営業の苦しみ★
 9月21日に㈱一広の専務が来る前に当社の担当であった○島と○田次長の二人に直接電話で聞いてみた。
実はこの○島という男は、私に対して大きなミスを2回もやっている猛者。

 ひとつはCM制作で一口坂スタジオの収録日を1日間違えてメールしてきた為、収録日にスタジオに行っても誰もスタッフが来ていない。
電話をしたが収録は明日ですよと軽く言われ自分が間違えたと思いショボくれて帰社し、メール見たらやはり今日になってる。
俄然元気になったマスターのエネルギーは200%を超え、次の日のスタジオ収録後に○田次長と○島とマスターの3人で芋焼酎の旨い店に行き、3人共マスターと同じペースで森伊蔵のロックで上機嫌の状態で、森伊蔵40杯分とツマミの請求書を見て血の気が失せていたのを出口で見ていたマスターは見逃さなかった。

 もうひとつは7月に仙台支店での生CMにマスターが出演する予定だったので、予定時間の2時間前に着こうと余裕で高速を走っていた矢先、○島からジャンジャン携帯のコールが鳴っている。
高速SAに停め、折返し電話したところ収録時間の間違いがあってもう終わってしまったとのこと。
 なんで3時間も早くなってしまったのか?あと40分くらいで仙台支店に着くところだった。
もうこの日は気持ちが収まることがなくムシャクシャした気持ちのまま、仙台の夜の街にやすらぎを求めに消えた。
その後、鬱憤は○島&○田次長&FM仙台の取締役にぶつけられたことも追記しておこう。

 話は長くなったが○島&○田次長の二人に電話したときは本当にとても苦しそうだった。私と酒も飲んだことのあるこの二人が事実を喋れない。家族のあるサラリーマン社会の苦しさや悔しさがヒシヒシと伝わってきた。
㈱一広の○島と○田次長、あなた達の気持ちは凄く理解している。俺もそのサラリーマン生活が嫌で独立した。
○島と○田次長、あなた達は大好きです。いつになるか判らんが今度ほとぼりがさめたらまた飲もう!

★第七章:㈱一広 専務来社★
 9月21日㈱一広の専務が○田次長と○島を従えて当社ワースワイルに来社。
まず形式的に『今回の件で御社に多大なるご迷惑を掛け誠に申し訳なかった』と詫びを入れてきた。

 私が今回の経緯を聞いた『今回、私はB社が御社へ圧力を掛けた事実情報をいち早く入手し、全てのところに先手々で先回りしました。事実、その後はその情報通りの展開になっていることは何故でしょうか』と説明を求めた。

 ㈱一広専務は『当社クライアントであるB社から、そのような圧力を掛けられた事実はなく、役員会で決定した通りあくまでも【一業種 = 一クライアント】を実行したまでのこと』の一点張り。

 そこで同席していた当社顧問弁護士が『では、B社と当社のクライアント選定では何故当社がふるい落とされてB社が残ったのか? それと御社はこれから全てのクライアントを完璧に一業種で一クライアントを通していくのか』と尋ねたところ
『B社を選んだ理由は役員会で私が決めました。それと全部の業種ではなくクライアントに迷惑が掛かる業種はひとつに絞ることと決定いたしました』とのこと。

 とうとうボロが出始めてきた専務を更に当社顧問弁護士が捲くし立てた『では専務がお決めになったその理由をお聞かせ頂かないと、当社は公正な取引を一方的に…』そこに弁護士が話しているにも関らず専務が『ちょっとまってください先生(弁護士)!先生がそう言うならウチも弁護士をたててやりますよ』と逆ギレしてきた。

 マスターの目の前で、声を大にして茹蛸のように真っ赤に蒸気した熱がポマード臭を部屋中に撒き散らしている専務に一括した。

 『ちょっと専務さんね!私は事前に当社の顧問弁護士が同席することは伝えたでしょう。 それ相応のことを聞かれることは想定の範囲で来社されてるのに、何故本質的な部分の話に逆ギレしてるのか? 私には謝りに来ているとは思えませんね。 それ程今回の圧力のことは痛いところを着いた図星の部分だったのですか?』と専務に問うたが『ん~…』と唸っただけで、冷房の効いた部屋で一人だけ大汗をかいている専務は何も答えられなかった。

 その後も私と弁護士はいろいろと質問したが、役不足を感じたのか最終的には㈱一広も弁護士を通してやることになった。

★第八章:㈱一広顧問弁護士からの手紙★
 当社との取引中止の内容説明を求めたところ手紙の内容は(前略省略)『継続的取引の基本契約が取り交わされていない為、継続取引自体がない。したがって一方的に取引を取り止めた訳ではない』ときました。

 マスターはちゃんと最初に取引に関する契約書は無いのかと確認したところ『この業界ではその様なものは無く、都度ハンコもらいますんで』と○田次長が言っていました。現在も一方的な取引中止の内容は明らかにされておらず、現在も理由を求め再度伺いをたてているところです。

★中間報告★
 未だ決着は着いておらず長期戦の様相を呈してきました。その圧力話を私にリークした人の立場を考えると表舞台に出てくれとは頼めないし、やはり株式上場のマネーゲームに引き込まれた【やる気、前向き、心意気】だけでここまで来たバイク好きの青年実業家?の辿る道は、黒い闇に蠢く金の亡者達だけしか生き残れない世界なのか?

★○島!と田次長にひと言★
 前向きな考え方が人生を明るくする。お宅の専務みたいに周囲のバランス感覚を無視してしまうと余計な敵を作ってしまう。
ちゃんと電話に出なさい、俺から留守電入ってたら電話して来なさい。
こんなつまらないことで世間を狭くしたらダメだよ、自分に嘘をつくな!うつ病になっても会社(一広)は冷たいぞ!

何か進展があったらまたご報告いたします。
PS、コメントOKにしましたジャンジャンコメント下さい。(過去ログもOKですよ!)

                      ワースワイルマスター