昨夜のYahoo!ニュースをみたかみさんから、この話を聞かされ耳を疑った。
と同時に、やっぱりか…
という思いもあった。
比嘉の減量苦は有名だった。
なぜフライ級にこだわってしまったのか…
真っ先に思ったのは、“陣営の責任”だ。
減量するのは、当然選手当事者であり、比嘉にも責任はもちろんある。
プロならば落として当たり前。
それが仕事だからだ。
しかし、減量が厳しいとわかっていて、フライ級にとどまらせた陣営の責任も大きい。
中には選手自身がその階級にこだわる選手もいる。
例えば、辰吉がバンタム級にこだわるように。
しかし、今回は選手の意見と言うよりも、陣営の方針だったようだ。
しかも、試合感覚が二ヶ月間と短い。
通常であれば、三ヶ月の間隔が妥当だ。
比嘉は実力もあり、身体能力も高く、まだまだ若い。
減量の苦しいフライ級にとどまらせず、階級を上げて、日本人初の四階級制覇を目指すべきだったのでは⁉
と、ファンとしては考えてしまう。
比嘉自信の華麗なるボクシング歴のみならず、戦後から続く、日本ボクシング界にも大きな汚点を残すことになってしまった。
何らかの処分も下されるようだ。
当分は、比嘉もこの先の事は考えられないかもしれないが、もう一度、マイナスからスタートし、ゼロに戻し、一つずつ課題をクリアしていき、最終的には、この汚点をぬぐいされるほどの結果を見せてほしい。
今回の事態に、試合は残念だが、まだまだボクシングファンは、比嘉の可能性を信じている。
取りあえずは今日の試合をKOで勝って、取りあえず記録を伸ばしておいて、リング上で日本のボクシングファンにキッチリ❗詫びを入れる事だと思う。
それは当然、陣営もだ。
具志堅会長も詫びなければならない。
具志堅会長は、名護も潰している。
この先、比嘉に一抹の不安があるとすれば、具志堅会長に潰されないことを祈るばかりだ。
名護の時に思ったが、具志堅会長は選手を育成するのには向いていない。
だから、比嘉が出てきたとき、名護の二の舞にならないかなぁ…と、考えていたが、順調に防衛も重ね、大丈夫そうだな…
と、思い始めた矢先のこの事態だった。
比嘉には、今後の期待と不安が入り交じる。
しかし、先にも述べたように、今回の失態を補ってあまりある結果を見せてほしい。
例を上げれば、内藤は、世界初挑戦時、タイに渡り、最短KO負け記録を作り、日本の恥❗と、酷評された。
それから、諦めずに這い上がり、世界チャンピオンになり、亀田大毅との一戦で一躍お茶の間の人気者となり、国民から愛される国民的ボクサーになった。
比嘉に送りたい言葉は、“人間、腐ったら負け”
辰吉が常々言っている言葉だ。
やってしまったものは仕方がない。
だが、傷つき打ちのめされても、腐らず、次のチャンスを掴めるように、這い上がり、再び栄光をつかんでほしい❗
期待しています❗