日当たりが大好きで、南に向かってしっかりと咲いているサルビアレウカンサ。今朝もまた待ってたよと言わんばかりに迎えてくれる。わが家は南向きの玄関だから、開けた時にはいつも背ばかり見せてはいるのだけれども。
この花は大水飲みなので、土の表面が乾いたら水をたっぷりあげるとよい。少しくらいの量では、その場でみるみる全部飲み干してしまう。だからもう一度思いをこめて受け皿にあげる。
大酒飲みの私と中身は違うが、飲む量ではいい勝負かもしれない。いやいや、やっぱり量ではとうていかないはしないだろう。とにかく乾燥が苦手な花なのだ。
中央アメリカ原産のシソ科で、毎年9~10月に花を咲かせる多年草。大型で、60~150cmくらいの草丈になる。
7月に切り込むと、秋に背を低くして咲く。しかし、8月になって切り込むと咲かないから要注意だ。
風通しが好きだが、寒さにはあまり強くない。霜さえかからなければ大丈夫だとは思うが。
さし芽で簡単に増やせるので、面白半分にさしていたら、今では4カ所も顔を見せてくれるようになった。
この花が見頃を迎えると、いつも秋本番をなぜか思う。
「季節の花(52)サルビアレウカンサ」