4月になって、職場では人事異動や新入社員を迎えた会社も多い。新鮮な笑顔、新調なスーツ、若手のホープと期待され望みを多く抱いて働き出す若者たち。そのような新人には思わず拍手を送りたくなる。と同時に、「ジシンカミナリ、カジオヤジ」という言葉を思ってみる。それはどういう意味かと真剣に考えてみる。
すると不思議とこれは最後の一文字が「ジ」ではなく「リ」ではないかと思えてくる。文章にしてみると、「ジシンカミナリ、カジオヤリ」ではないかと。
前半の言葉は会社での勤務の心得でないかと思えてならない。男である以上職場では、自信をもって仕事をしたいし、その姿格好は印象良いものでなくてはならない。それで、ジシンカミナリなのだ、
そして、仕事を終えて帰宅したら、やはり家庭の一員として妻や母にだけ家のことを負担させるのではなく、自分も率先して手伝う。それが一番いいと昔の人は言っていたのだろう。それで、カジオヤリなのだ。
だから「ジシンカミナリ、カジオヤリ」なのだと思う。漢字に書けば、誰でもうなずく。
「自信か身なり、家事をやり」。
「つれづれ(99)会社員はやはり 「地震雷・・」だろうか」