あべっちの思いをこめた雑記帳

土用の丑の日に思う

 今日は土用の丑の日。
 土用は土いじりや草むしりはダメと昔からの言い伝えがあるが、土の神様が嫌がるというのが理由らしい。それに土用はどの方向も良くないという考えがあるので、旅行や引っ越しは避けるという風習が昔からあるようだ。
 まあ気にしていない人が多いのが近年の実情だとは思うけれど。

 また土用の丑の日は、今年は調べてみたら6回ある。そのなかでウナギを食べるという夏の土用丑の日は1回、それが今日だ。2回というケースはないのかなと思い、過去に書いた自分の記録を調べてみたら、それが近年にもあったのだ。3年前、つまり平成30年の夏は7月20日と8月1日がなっている。そしてその年の土用の丑の日は年間でなんと7回も記録として残っている。

 ウナギの旬は、ほんとうは冬場であるらしい。夏場は、昔はウナギの売り上げがガクンと下がることから、知恵をしぼって考え出した商魂のようだ。

 本来は、江戸時代に「丑の日にちなんで"う"から始まる食べ物を食べると夏負けしない」という風習から始まったと伝えられている。だから「梅干し、うどん、瓜」などもいいそうなので、昼は何を食べようか今から考えている。

 そうはいってもわが家でも、実はもうずっと昔から「うなぎ」を予約で食べていたのだけれど、今日は私だけ出かけてしまうので、夕飯は残念ながら家で取らない。
 高額な「うなぎ」を私一人分だけ出費せずに済むということである。
 喜ぶべきか、悲しむべきか。
 でも、昨夜の夕飯にしっかりとその鰻を食味している。聞くところによると、明日もその鰻が出るらしい。
 なんとありがたいことだ。夏負けしないのはいいが、スタミナがつき過ぎないか、よけいな心配はやめておく。


   カレンダー 「う」の字が月に 一度あり
       平成28年4月 「うなぎ川柳大会」 うなぎ百撰 


               「つれづれ(28)土用の丑の日に思う」

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