といっても、唱歌の話です。
学校時代に習った唱歌が誕生してから、今年でちょうど140年目になります。
明治14年、つまり1881年は、「蝶々」「蛍の光」などを当時の文部省が唱歌として初めて教科書に発表した年です。
その後、「夏は来ぬ」「荒城の月」「春が来た」「われは海の子」「紅葉」「村祭」「故郷」など、たくさんの名曲をその文部省は世に送り出しましたが、これらはすべて100年以上もたった今も歌い継がれています。
唱歌の力はすごいなあと、改めて感じます。
現代の歌が、あと100年以上過ぎたらどうなっているんでしょうか。これらの唱歌のようにやはり後世の人々は歌い続けていくのでしょうか。
童謡が生まれたのは大正8年(1919年)ですから、今満102歳。100周年という、童謡生誕の節目の年を迎えたばかりです。
唱歌は唱歌なりの良さがありますし、また童謡も唱歌とは違ったすばらしさがあるなあと思います。
いい歌は残るといいますが、これらの唱歌や童謡がいつまでも歌い継がれるよう、今のお母さんたちにも歌ってほしいし、お子さまたちにもぜひ聴かせてほしいと思います。
「童謡唱歌歌謡曲など(7)140歳)