ここのところ毎日楽しみにしているものがある。猫のひたいほどの庭に植えた一本のトマトの苗。日に日に大きくなり、今朝はその実を数えたら20個も付いていた。3個はもう食してしまったから、実際は23個も成ったことになる。
幼い頃はトマトを今以上によく食べた。おやつ代わりにも口にしたし、ほんの時たまだけど、近所の畑から無断で失敬したことも数回はあったことを覚えている。そのときのヒヤヒヤ感も美味しさも、今となっては時効だと思ってはいるけれど。
それにしてもこの一本の苗木から30個は大きなトマトが収穫できそうなこの夏。私の面倒見がいいとはとても思えないから、良い苗木にあたったのだととりあえず思うことにしている。
もうホームセンターで苗木を買うのはやめて、道の駅専門に来年からはしようと思いはじめている。
「つれづれ(75)トマトを育てる楽しみ