「思い出はゆりかご」は、さだまさしのアルバム「風見鶏」に収録されている楽曲で、1977年7月にリリースされた。
作曲者である渡辺俊幸に結婚のお祝いとして贈られた歌。
しかし歌詞の内容は、別れた恋人を思い出すという内容である。編曲:Jimmy Haskell
こうして目を閉ざせば いつでもあなたに遇える
そうしてあなたの優しさ 数え乍ら生きてゆける
思い出というものは 泣き疲れて眠る時の
私にたったひとつ許された ゆりかごなの
ゆらりゆらり揺れて 夢の行方たどる
楽しかった頃のあなたを も一度呼び戻せる
思い出はゆりかご/さだまさし
彼は昭和27年4月10日生まれ、私は5月20日生まれです。
私が25歳のときにつきあっていた女性は、さだまさしが大好きでした。
私のそのときの仕事は大学生協のレコード売り場担当だった。
彼女は9月に長崎から東京に来た。
そして私の勤める大学生協のプレイガイドにバイトとして働くようになった。
いつも昼休みに食事が終わってから、レコード売り場に来た。
それで見ているのがさだまさしのレコードだった。
そんなことから彼女と私は話すようになった。
彼女がさだまさしの素晴らしさをよく話してくれた。
私はその頃、あまりさだまさしのレコードは聴いてなかった。
グレープの曲は知っていたが・・・。
そのうち「風見鶏」のLPレコードを彼女が聴いて、と貸してくれた。
それをカセットテープに録音して、私は「風見鶏」を聴いた。
あの頃私は何回「風見鶏」を聴いたことだろう?
いろいろありまして、彼女と私は別れた。
彼女から私が振られました。
私はあのアルバムの中では「セロ弾きのゴーシュ」が好きでした。
今朝、ラジオの「徳光和夫 とくモリ歌謡サタデー」(ニッポン放送)では、
1977年6月のヒットした歌を特集していた。
そのときの1位がさだまさしの「雨やどり」だった。
1977年は、私が25歳のときでした。
このときヒットした「雨やどり」と、「風見鶏」に入っている
「もうひとつの雨やどり」とは、歌詞がちがうんですよね。
「風見鶏」の「もうひとつの雨やどり」には笑いはなく、短編小説のようでした。
それが私は好きだった。
昨日今日の「風見鶏」の曲で、むかしを思い出しました。
ありがとうございました。
最後は振られても、それはそれで風見鶏にまつわる良い思い出ですね。
風見鶏の収録は10曲、何れの曲も傑作で、甲乙つけがたいです。
「もうひとつの雨やどり」が本音のようです。
また、お茶ラケた「雨どりや」もありますね。
何と言っても、さださんの歌詞(詩)は素晴らしい、メロディーも・・