今日、12/17は「飛行機の日」である。(世界で初めて飛行機が飛んだ日)
1903年(明治36年)のこの日、アメリカ・ノースカロライナ州において、ライト兄弟(Wright Brothers)がライトフライヤー号(Wright Flyer)で、動力飛行機の初飛行に成功した。初飛行に成功した場所は、現在の同州キティホークの南にある海に面したキルデビルヒルズという町である。この日には合計4回の飛行が試みられ、1回目の飛行時間は12秒で飛行距離は約36.5m(120ft)、4回目の飛行時間は59秒で飛行距離は約259.6m(852ft)という結果であった。
操縦者は弟のオーヴィル。横にいるのは兄のウィルバーで、離陸滑走の間、地面に触れないように支えていた翼端を離している。この飛行を見ていた観客はわずか5人であった。
さて、明後日12/19は「日本人初飛行の日」、1910年(明治43年)のこの日、東京・代々木錬兵場(現:代々木公園)で陸軍軍人(工兵大尉)徳川好敏(とくがわ よしとし、1884~1963年)が日本初飛行に成功した。
飛行機はフランス製のアンリ・ファルマン式複葉機で、飛行時間は4分・最高高度は70m・飛行距離は3000mであった。
翌年の4月1日、東京の代々木練兵場が日本初の飛行場である所沢飛行場に移送され、所沢が「日本の航空発祥の地」としている。
4月5日には、所沢飛行場最初の試験飛行、徳川好敏(とくがわよしとし)大尉が操縦する同機が、高度10m、飛行距離800m、飛行滞空時間1分20秒であった。
代々木は「初飛行の地」、所沢は「航空発祥の地」となっている。
飛行機繋がりで・・・
「最終案内」は、さだまさし作詞・作曲の楽曲、1977年7月発売のアルバム「風見鶏」に収録されている。
空港という喧騒の場にあって、別れの孤独を感じている男性の心境をうたった歌。
♪
表示盤が君の飛行機を示す
もう25分で君は舞いあがる
ひきとめるのならば
今しかないよと
壁のデジタル時計が
また ひとこま進む
最終案内/さだまさし
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