地名の品格

地方都市を舞台にした漫画作品を趣味で描いていることねっちのブログです。

かき氷で猛暑を乗り切ろう♪

2011年06月09日 19時04分23秒 | AzPainterと一緒[画像処理ソフト説明]
今回は、AzPainterを使って「かき氷」の描き方を解説します。
(なお、今回はAzPainterのVer1.36を使ったので、最新のAzPainter2には一部削除か変更された機能があるので注意してください…)


事前に、発泡スチロールやガラス・プラスチックの器を描いておきます。
(透明な器の場合、下のレイヤで透明な部分を透明に→透明にした部分を塗りつぶし、メディアン最小値7×7→マスク色〔内側の色〕以外は透明化で、「くり抜きレイヤ」を作成)

はじめに、ごく薄いグレーを塗りつぶし…
語句淡いグレーを塗りつぶし

ノイズを10~12で実行します。
ノイズを実行

次にピクセレートの水晶を5~7で実行し…
水晶を実行

拡散を2か3で実行します。
拡散を実行

ノイズを10~12で実行し…
拡散>ノイズを実行

エンボスを1で実行します。(反転チェックはお好みで)
エンボスを実行
このレイヤを「ノイズレイヤ」とします。

事前に鉛筆の自由線で描画し塗りつぶし、(ピクセル数が大きい場合)拡散を2か3でかけ作成した「かき氷のくり抜き」レイヤをノイズレイヤの下へ入れ…
かき氷の形にくり抜く
「ノイズレイヤ」を「下のレイヤで透明な部分を透明に」でくり抜く。
(透明な器の場合、器とかき氷の「くり抜きレイヤ」を事前に連結しておく)

お好みで、「ノイズレイヤ」に「ガンマ補正」を120以上で色の濃さを微調整します。

「ノイズレイヤ」の上にレイヤを新規作成し、鉛筆の自由線やベジェ曲線と塗りつぶしで「シロップ(蜜)」を描き、ガウスぼかしを2か3で実行し、「下のレイヤで透明な部分は透明に」を実行します。
シロップをかける…?
このとき、乗算でレイヤ合成します。

最後に、「ノイズ」レイヤの下に新規レイヤを作成して淡いグレーを鉛筆の自由線と塗りつぶし・ガウスぼかしを5~10で実行し、「下のレイヤで透明な部分を透明に」を実行して、乗算でレイヤ合成します。
影を落とす

器を「シロップレイヤ」の上に表示し、器の影を作れば完成です…お疲れ様でした。
かき氷の一例その1
(「ことねっちの部屋」の2010年8月20日の日記に掲載した「AzPainterでかき氷の描き方〔作り方〕」を改訂)


なお、シロップの部分については、レイヤを新規作成し好みの色を塗りつぶしてから「下のレイヤの値を乗算」を実行すると、いろいろな味のかき氷が大量生産(!)できます。
梅味のかき氷 かき氷(桃味)
かき氷(さくらんぼ味)

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