赤貧者のお友だち、むしろ相棒? と言える100円ショップで面白い物を見付けました。
スマホにクリップオンで着けるタイプの拡張レンズで、今度は “ 顕微鏡 ” タイプ。
なんと、倍率15倍だそうです。
買ってきた夜、室内で試したのですが、スマホによりマチマチでしょうが対象にぶつかる距離まで行かないと、ピントが合いません。
「コレはイカン」、と思い、後日、屋外で試しました。
それだけ対象に近付かなければいけない、ということは、スマホと自分自身が影になり、光量がどうしても不足するからです。
経験ないひとは知らないでしょうが、眼科で眼球のチェックをする時、とんでもない拡大鏡と強烈な光線はセットです。拡大鏡で天井光なんて簡単に遮光されちゃうからです。
ということで、屋外でウルトラ寄ってみた結果……。
う〜ん、この世界は一定数、苦手なひと居そうです。複眼が苦手なのとは少し違うでしょうが、それに近いような。研究者はやっぱ好きなのかな、こういうの。
ちなみに、画像加工ソフトは相変わらずこの手のデータに対しては阿呆ですね。『自動調整』を掛けると、100㌫おかしな色味に補正して来ます。
昔から写真フィルムやカメラも、強い黄色や赤味、原色バッキバキだと必ず色転び起こしますが、カメラ側が正しく描画してくれてるのに加工ソフトがトンチンカンでは。
あと、このスマホカメラも相変わらずピント馬鹿というか被写界深度バカというか、焦点距離が終わってます。
先程の顕微鏡写真は、このタンポポの中心に寄って撮影したのですが、離れて「これを撮ったんだよー」写真を撮ったら、この体たらく。
接写はまるで出来ないし、ピントが合う深度も極めて浅い。メーカー作例見てても広角のパンフォーカス状態の写真だらけで、「そういう限界のレンズなのね」、と思います。
物理レンズが2つ付いているのとそのレンズが悪いせいか、ピント合わせもめちゃくちゃ弱いです。オートフォーカスが間抜けなんですかね。通常のカメラは、いつもマニュアルフォーカスなので、コンピュータは基本、信頼してないです。
会社としてはブラックですが、HUAWEIのタブレットに搭載されているカメラは超高性能ですよ。接写もキレも合焦スピードもピカイチです。レンズとソフトがよく練られてるんでしょうね。モジュールもいいのかな? 403HWは酷かったですが。フロントスピーカーはよかったが。
その辺、SONYのセンスを疑います。αシリーズはめちゃ売れてて、現場で使う人も多いですが、まあスマホ部門はまるで別でしょうね。一応、『サイバーショット』と名ばかりは付いていたらしいですが。最近、知った……。
あぁ、スミマセン。写真ネタになるとつい熱くなってしまうので、ごめんちゃい。このタンポポの接写も、地面に素のまま這いつくばって撮ってますから撮影となると、集中度が変わるんです。いろいろ気にならなくなるというか。動物写真家や戦場カメラマンみたく、命まで取られる訳ではないので。
でも、傍から見るとおそろしく異様ですよ(^_^;) まんま、変人状態ですから😩
この顕微鏡レンズ、当然、常用は不可能ですが、値段と理由の解らない世界が簡単に記録として残せる、という点で面白いです。
ただし、この手のレンズ、どうしても持ち歩くのを忘れるのが痛いところですかね。かなり集まってしまったので、なんか専用ポーチでも探しますか。中で互いが暴れて傷が付かないやつを。ミリタリー系に、あるようなないような……。ショットシェル用は剥き出しだし。
やかん