- 純粋(旧)『 FM シャーシ』状態で走らせたらとんでもないことに
- 急ぎ、付きそうな後付けリアバンパーを付けることにした
🔶旧いミニ四駆シャーシにはリアバンパーがナイ
え〜、よくは解らんのですが旧い時代のミニ四駆は、リアにバンパー(今はステーという言い方が一般的かな?)が標準では装備されてなかったそうです。
モノによってはそもそもに取り付けの前提すらない、っていう。
多分、アレですね。スパイクタイヤ全盛で、“ ミニ四駆用コース ” なんてのがそこまで一般化してなかった、まだまだ『コミカル』とかの延長線上だった頃の商品(シャーシ)ですかね。
そいで、現在、鋭意制作中であります純粋(旧)『 FM シャーシ』には幸いにして、そのリアバンパー( TAMIYA では “ リヤステー ” )を「取り付けられる」《受け》が予め用意されています。
それが、コチラ。
▲この箇所に「スッ」と嵌まるグレードアップパーツの用意がある。優秀。
一例だと、こういうことになります。
▲このFMシャーシ以外に《スーパーTZ》というのには、『リヤーロラーステー』なる物があるらしい。
▲【 スーパーTZシャーシ 】 高速走行時の安定性に優れる82mmのミディアムホイールベース&ワイドトレッドシャーシ。電池を低位置に配置したフラットなシャーシ下面が特徴。〈スペック(大径タイヤ・アルカリ電池装着時)〉 全長/147mm,全幅/90mm,ホイールベース/82mm,トレッド/68mm,重量/117.6グラム,地上高:5mm,ギヤ比/5:1、4:1 ※カッコイイね。電池抜き(落とし)も素晴らしい。
だいたい、なんでリアバンパーを付けようと思ったか? それは、こちらを読んで頂戴。
■ミニ四駆 純粋FMシャーシをようやく試験走行させられたゾ💫( with 低画質動画)
要は、リアタイヤが殺られちゃうんです。実車さながらですね。
海外ではバンパーってニッポンとまったく使い方違って、まさに「衝撃や振動を和らげる、車を押し退ける緩衝装置のこと」それその物で、縦列駐車では前後ゴン²押して入れてるし、ラダーフレームタイプだとそこに直結で更に鉄道バンパーなんて呼ばれちゃうとんでもなくゴッツイ物も存在します。アレ、ニッポンの軽四輪だったら間違いなくペシャンコ……💧
アメリカでは 5 マイルバンパーなんていう見た目を激しく損なう物も有名でしたし、名称など忘れちゃったんですがなんかクルマとまるで関係ない団体が「ギャーギャー」騒いで格好悪くなったりしてます。
と、いうことで「後ろにもバンパー付けましょ」「スンナリ付くんだし」、との流れになりました。上記の試験走行時はまだ適合しそうなボディが見付けられずシャーシのみで走っていますが、この調子だとボディが決まった暁にはソレがヤラれるのも確実……(;一_一) どうやってもリアバンパー必須、とのことになりました次第で。
🔶記憶を辿り対策案はばっちし
候補はこちらの 2 つ。
▲なんかあったゾ🌟の記憶通り。しかし、200円って……。税金8%時代にサルベージした品。
どちらも、在庫ハンガーから見繕って引っ張り出して来ました。
- ミニ四駆グレードアップパーツ No.198 リヤースライドダンパー・ブレーキセット Item No:15198 発売日不明
- ミニ四駆グレードアップパーツ No.412 カーボン強化リヤダブルローラーステー(3点固定タイプ) Item No:15412 2010年10月30日(土)発売
【マシンの性能アップやセッティングに役立つパーツです】
フェンスにぶつかるショックを吸収するスライドダンパーと、フロントの浮き上がりをおさえてコースアウトを防ぐリヤブレーキ。マシンの安定性アップに欠かせない2つの機能を持ったリヤーローラーステーです。ダンパー用スプリングはハード、ソフトの2タイプ、ローラーは大径タイプをセットしました。
【スペック】
リヤースライドダンパー本体をはじめ、2種類のダンパー用スプリングや板レンチ、グリスなどもセット
■対応シャーシ/タイプ5シャーシ、ゼロシャーシ、FMシャーシ、スーパー1シャーシ、スーパーFMシャーシ、スーパーTZシャーシ、スーパーXシャーシ、スーパーXXシャーシ、スーパーTZ-Xシャーシ、VSシャーシ
※車種によってはボディの改造が必要。
●3点固定による高い剛性を持ったカーボン繊維配合樹脂製のリヤダブルローラーステーです。●ステーとローラーマウントを分割した構造に加えて、ローラーマウント用のビス穴も5箇所用意してより幅広いセッティングが可能です。●11mmと17mmの樹脂製ローラもセット。●タイプ1〜4、スーパーTZ以外のミニ四駆に取り付けられます。
■対応シャーシ/タイプ5シャーシ、ゼロシャーシ、FMシャーシ、スーパー1シャーシ、スーパー2シャーシ、スーパーFMシャーシ、スーパーXシャーシ、スーパーXXシャーシ、スーパーTZ-Xシャーシ、VSシャーシ
※ゼロシャーシ・FMシャーシ・タイプ5シャーシ・スーパー1シャーシ・スーパーFMシャーシの場合 … シャーシへ1点固定で使用可能。
🔶「硬い」は決して正義ではナイ
この『リヤダブルローラーステー( 3 点固定タイプ)』には特殊仕様があって、そちらを記念すべき 1 号機、オオカミ号(ダート & モト号 / VS シャーシ)に使っていますが、とても優秀なパーツです。ただ、「強化」という割にはネジ攻撃に弱い印象。簡単に割れます。
▲何時も通り、どういった経緯で入手したのかは不明。
▲本来はローラー類も含め、すべて白い。VSシャーシにはスペーサを使い3点留めとする。TZ-Xシャーシというのも同様。
▲この頃は車検BOXを買う金がなく自作していた。懐かしいより恥ずかしい。
それで、流れ的にこの 3 点固定タイプを選択しがちですが、注意必要です。ホワイト品は今、手元に紙資料がないので素材不明なのですが、現行の BLACK type はカーボンが練り込まれているのは明白なので、シャーシとのパワーバランスを狂わす可能性があります。今触っている FM シャーシは色見れば解るように強化 type ですが、そうは言っても後述もしますが「一点留め」になります。素の FM シャーシは素材が非常に脆弱だったそうで、フロントバンパーが破壊されるのは日常茶飯事。あとからアルミ製のなかなかの補強パーツが発売された程なので、元は強くない。
▲リアタイヤがこれだけゴリゴリに削られる程にフェンスに押し当てられる。
▲そこに対して一点留めでリアバンパーを付ける、というのだからかなりの「無茶ぶり」は容易に想像できる。
そのベースシャーシに、ノーマル付けだとネジ一点留め程度なので、リアバンパーが強固過ぎて基部やシャーシ側に疲労が蓄積するのは想像に難くない。1/1 scale レースやってるから余計なのですが、おかしな補強は悪さしかしないのを多く見て来ています。有名な作品でありますが、片腕だけパワーアームにするとボディは生身なのでもげちゃうしバランス取れなくなる。同じです。
ということで、今回は時代考証も含め、『ミニ四駆グレードアップパーツ No.198 リヤースライドダンパー・ブレーキセット』を使うことに(初❗)
▲この、《リヤースライドダンパー・ブレーキセット》、素材が一貫して不明。後日、問い合わせ予定。続報待て。
━━続く
やかん
※備忘録代わり
FMシャーシはフロントグリップを上げる&マスダンパーはなるたけフロントタイヤに近づける、という手法もあるそう。