9月24日(入院14日目)
午後4時頃、主治医が左手と左足の具合を見に来た。
夕方、「yamacさん、これが最後です」と言って
看護婦さんが点滴を持って来た。
看護婦さんが帰った後ベッドに横たわり、点滴が一滴一滴落ちてくるのを、
しばらく眺めていた。
すると、2週間私に付っきりだった点滴が、今夜で最後だと思うと、
点滴容器を近くで見たくなった。
ベッドの上に立ち上がり、点滴容器を手に取ってじっくり見た。
ふと容器の裏側を見ると『点滴終了・抜針』と油性ペンで書いてあった。
私は思わずにんまりしてしまった。
夜中に点滴の液剤が全てなくなり、看護婦さんが点滴をはずしにやって来た。
そして、右腕に長い間付いていた針を抜いた後言った。
「yamacさん、やっと終わりましたね」
「やっと終わったよ〜」
私は安堵感でいっぱいだった。
ベッドの横にいつもあった、キャスタ−付き点滴棒もなくなった。
右腕には、もう管は付いていない。
これで完全に『ひも付き』でなくなった。
明日は退院、入院生活も終わりだ。私は心地良い眠りについた。(つづく)
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私は思わずにんまりしてしまった。
夜中に点滴の液剤が全てなくなり、看護婦さんが点滴をはずしにやって来た。
そして、右腕に長い間付いていた針を抜いた後言った。
「yamacさん、やっと終わりましたね」
「やっと終わったよ〜」
私は安堵感でいっぱいだった。
ベッドの横にいつもあった、キャスタ−付き点滴棒もなくなった。
右腕には、もう管は付いていない。
これで完全に『ひも付き』でなくなった。
明日は退院、入院生活も終わりだ。私は心地良い眠りについた。(つづく)
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