本当の「ブラック企業」とは、どういう職場か?
プレジデント社(10月3日)
■「楽しい職場」でも過重労働なら倒れる。
「メディアでウチの会社が叩かれているんですけど、ウソばかりなので怒っています。ご説明したいのですが」
今年6月、大学の教え子からこんなメッセージが届いた。此の会社は週刊誌等で「ブラック企業」の代表格として報じられていた。彼女は新卒で入社した其の企業での日々を心から楽しんでいるし、仕事を辛いと感じた事は無いと言う。
仄聞する限り労働環境には問題が多いようだが、人によって感じ方は違う。彼女からはまだ直接聞き取れてはいないが、「楽しい」と思って一生懸命働き続けた結果、倒れてしまわないかが心配だ。
今「ブラック企業」が社会問題として注目を集めている。ひとつのきっかけとなったのは、労働問題に取り組むNPO法人「POSSE」の今野晴貴代表の著書『ブラック企業』(文春新書)だろう。
本書は10万部を超えるベストセラーとなった。今年9月には今野氏のほか弁護士や学者、労働組合らでつくる「ブラック企業被害対策連絡会(※1)」も発足した。私も人材コンサルタントとしてメンバーに入っている。
私は「ブラック企業」という新しい言葉には功罪があると考えている。
「功」は、若者の労働環境への関心が高まった点だ。コンプライアンスの世界では「セクハラ」「パワハラ」の2つを「セパ両リーグ」等と自虐的に呼ぶが、こうした新しい言葉が登場すると、嫌がらせに対する世間の目は厳しくなり、異議申立てもしやすくなる。
一方、「罪」は、冒頭で紹介した教え子のように、特定の企業や業種が曖昧なイメージで叩かれてしまうところだ。就職活動中の学生達は「あそこはブラックじゃないか?」という犯人探しに振り回されている。
こうした問題は日本の労働慣行の歪みとも云える。日本の雇用契約では入社してからどんな仕事をするのか、どんな部署で働くのか、等は分からない事が多い。労働政策研究・研修機構の濱口桂一郎統括研究員は「空白の石版」と表現している。
雇用契約それ自体は「空白」で、そのつど職務が書き込まれていくからだ。まるで「オセロ」のようなもので、白だと思っていたら、突然、黒になったりする。残念ながら黒から白に変わった例はあまり聞いた事がない。
問題は様々な形でこじれていて、「ブラック企業」という言葉はそれを助長した部分がある。そろそろ「ブラック企業」という言葉をいったんお休みしてはどうだろうか。問題の解決には、曖昧なイメージではなく、個別の指標で論じていく必要がある。
具体的には、労働時間、早期離職率、メンタルヘルス問題の発生率等だ。
そんな私は「お前もブラック企業出身だろ」と言われる事がよくある。其れは私がリクルート(現在は持ち株会社制に移行)出身だからだ。
私は97年に入社し、2005年まで在籍した。私が入社した頃のリクルートは、周りからは全く尊敬されない企業だった。贈収賄事件を起こしたうえ、経営の多角化の失敗で1兆円もの借金があった。
創業事業の情報誌はインターネットの普及で淘汰されるという見方もあった。札幌の親戚からは「最近、ジョアやミルミルは売れているのか?」とヤクルトと間違われる始末だ。
仕事は噂以上に忙しかった。入社直後にはさっそく「飛び込み営業」をさせられ、ホテルで合宿をしながら互いの長所短所を指摘しあうという研修もあった。徹底した実力主義で、競争を求められる為、毎日8時半に出勤し、終電を過ぎる迄、休みを問わず働いた。
給料は良く、残業代を含めれば20代でも年収は1000万円近かった。上司は厳しかったが、実に丁寧に仕事を教えてくれた。離職率は高く、入社後3年間で4割はやめていたと思うが、多くは前向きな独立だった。
■「リクルートごっこ」はベンチャーの甘え
リクルートはきつい労働環境の会社だったが、待遇はよかったし、次につながる経験をする事が出来た。自分自身を含めハードワークで体調を崩す人間もいたが、企業に潰されると思った事は無かった。
OBには、「アレオレ詐欺(あれ、オレがやったんだぜと実績を誇張すること)」といって当時の実績を盛って話す人も多い。離職率の高さから、「人材 “排出” 企業」と揶揄する声も聞かれる。それでも私自身、リクルート出身である事で得した事の方が多いと思う。
リクルートの原点とは、自分達よりも優秀な人材の採用に魂をかける事にある。人間の可能性にかけ、其の為によい待遇を用意する。今年、創業者の江副浩正氏が亡くなった。故人を偲ぶ会で紹介されたエピソードや配られた冊子をみて、そうした原点を確認させられた。私はリクルートはブラック企業ではないと思う。
労働環境の「きつさ」は、人によって感じ方も違う。其れだけではなく、法令遵守の姿勢があるか如何か、本人の成長を考えているか、労働に見合う対価があるか、次につながるか、自分達よりも優秀な人材を採用し、活躍してもらおうとしているか――。これらが判断の大きなポイントだ。
OBの企業も含め、リクルートの方法論を中途半端に真似した企業をよく見聞きする。こうした企業は本人に「夢」を語らせる一方で、待遇は悪く、本人の成長は自己責任に押しつけられている。私は「やりがい搾取型」の企業と呼んでいる。
何故こうした「リクルートごっこ」が横行するのだろうか。其れは我が国の経営者達、特にベンチャー経営者質に戦略がなく、マネジメントが幼稚だからだ。ブラック企業について今野晴貴氏は著書で「人を食いつぶす企業」としていた。
戦略がないからこそ、「人を食いつぶす」事で、事業を成り立たせようと画策している。
一般的なイメージと異なり、ブラック企業の中には職場の雰囲気が明るい企業もある。これは「働く事は楽しい事だ」と刷り込む事で、狂信的な宗教組織のように過重労働を競い合わせるからだ。一方で、軍隊のように徹底的な上意下達で縛る企業もある。
「働く事は義務だ」と教え込み、理不尽な目標達成を迫る。雰囲気は重苦しいが、厳しく叱咤される為、転職や退職を言い出す事も出来無い。
宗教か、軍隊かと云うメタファーは根深い問題である。組織の歴史においては企業よりも宗教、軍隊の方が古く、其処に行き着いてしまうからだ。
こうした企業では長時間労働が常態化しているだけでなく、過度のプレッシャーからメンタルヘルスにも悪影響を及ぼす。職場の雰囲気が明るかろうが、暗かろうが、構造的に負荷のかかる職場環境では、社員は長続きしない。
此の為派手な採用活動を繰り広げる事になる。一見、採用に力を入れているようにみえる為、リクルートの方法論かと勘違いされやすい。
また決定的な問題は待遇の悪さだ。長時間労働の問題は成熟した大企業にも存在し、「過労死(※2)」といった形で表れているが、ブラック企業という指摘が切実に受け取られないのは、結局、給料がいいからだろう。
一部のブラック企業は成果報酬型の給与体系を打ち出しているが、十分な成果を残せる社員はわずかに過ぎない。それは突き詰めれば、人材を安く買い叩きたいという思想でしかない。
国際競争が激化するなか、ブラック企業の存在は仕方がない。いまどきの若者は厳しい環境で鍛えたほうがいい。経営の歪んだ企業はそのうち淘汰される――。そんな議論も聞かれる。しかし問題は深刻だ。
ブラック企業をテーマにしたセミナーは毎回盛況だ。中には子供を過労死で亡くしたという親御さんもいた。声は悲痛である。
人材とは言ってみれば企業にとっては資源にすぎない。それは感情を持つ資源である。更に労働者は生活者でもある。生活者をないがしろにする企業が、永続的に発展するとは考えられないが、市場の健全性を保つ為には退出は早いほうがいいだろう。
若者が食いつぶされる事により社会的負担を増やしてはいけない。我が国の経営者達は、不可解な事件の汚名を着せられた戦後屈指の名経営者・江副浩正の本心に今こそ学ぶが好い。
※1:連絡会の呼びかけ人は今野晴貴さん。7月に結成された「ブラック企業被害対策弁護団」、貧困問題に取り組むNPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」「ほっとプラス」、労働組合、東京大学大学院の本田由紀教授などが参加する。
※2:厚生労働省「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況」(平成24年度)によると、「過労死」など過重な仕事が原因で発症した脳・心臓疾患の労災認定件数は338件で2年連続の増加、仕事による強いストレスなどが原因で発病した精神障害の労災認定件数は475件と過去最多だった。
職場・職種に白も黒も在るもんか!
企業はボランティアでは無い!
給金の100倍以上、1000倍以上の利益還元が当然だと考えるのが当たり前だ!
テレビドラマの倍返し?
視聴率が話題になったが私は一度も観た事が無い!
役者の顔が俺には不快感を与える!
今の世の中の男共の顔が好きになれん。
男らしさが全く感じられぬ。
イケメン? イクメン? 元ホストナンバーワン?
何処にでも転がって居そうナヘナチョコ面!
時代劇で出て来る 公家面?
何を以て男らしいと判断するかは個人差も在ろう。
例えて言えば高倉健や鶴田浩二や勝新太郎や嵐寛十郎?
最近の小林旭も男っぽくなって来た。
半沢何とか?
こんな者に興味を持つ日本になってしまった事が嘆かわしくて為らぬ。
7年後の東京オリンピック?
日本は破綻してるかも知れぬと云うのに・・・
政治屋も国民も呑気で幸せだよ!
プレジデント社(10月3日)
■「楽しい職場」でも過重労働なら倒れる。
「メディアでウチの会社が叩かれているんですけど、ウソばかりなので怒っています。ご説明したいのですが」
今年6月、大学の教え子からこんなメッセージが届いた。此の会社は週刊誌等で「ブラック企業」の代表格として報じられていた。彼女は新卒で入社した其の企業での日々を心から楽しんでいるし、仕事を辛いと感じた事は無いと言う。
仄聞する限り労働環境には問題が多いようだが、人によって感じ方は違う。彼女からはまだ直接聞き取れてはいないが、「楽しい」と思って一生懸命働き続けた結果、倒れてしまわないかが心配だ。
今「ブラック企業」が社会問題として注目を集めている。ひとつのきっかけとなったのは、労働問題に取り組むNPO法人「POSSE」の今野晴貴代表の著書『ブラック企業』(文春新書)だろう。
本書は10万部を超えるベストセラーとなった。今年9月には今野氏のほか弁護士や学者、労働組合らでつくる「ブラック企業被害対策連絡会(※1)」も発足した。私も人材コンサルタントとしてメンバーに入っている。
私は「ブラック企業」という新しい言葉には功罪があると考えている。
「功」は、若者の労働環境への関心が高まった点だ。コンプライアンスの世界では「セクハラ」「パワハラ」の2つを「セパ両リーグ」等と自虐的に呼ぶが、こうした新しい言葉が登場すると、嫌がらせに対する世間の目は厳しくなり、異議申立てもしやすくなる。
一方、「罪」は、冒頭で紹介した教え子のように、特定の企業や業種が曖昧なイメージで叩かれてしまうところだ。就職活動中の学生達は「あそこはブラックじゃないか?」という犯人探しに振り回されている。
こうした問題は日本の労働慣行の歪みとも云える。日本の雇用契約では入社してからどんな仕事をするのか、どんな部署で働くのか、等は分からない事が多い。労働政策研究・研修機構の濱口桂一郎統括研究員は「空白の石版」と表現している。
雇用契約それ自体は「空白」で、そのつど職務が書き込まれていくからだ。まるで「オセロ」のようなもので、白だと思っていたら、突然、黒になったりする。残念ながら黒から白に変わった例はあまり聞いた事がない。
問題は様々な形でこじれていて、「ブラック企業」という言葉はそれを助長した部分がある。そろそろ「ブラック企業」という言葉をいったんお休みしてはどうだろうか。問題の解決には、曖昧なイメージではなく、個別の指標で論じていく必要がある。
具体的には、労働時間、早期離職率、メンタルヘルス問題の発生率等だ。
そんな私は「お前もブラック企業出身だろ」と言われる事がよくある。其れは私がリクルート(現在は持ち株会社制に移行)出身だからだ。
私は97年に入社し、2005年まで在籍した。私が入社した頃のリクルートは、周りからは全く尊敬されない企業だった。贈収賄事件を起こしたうえ、経営の多角化の失敗で1兆円もの借金があった。
創業事業の情報誌はインターネットの普及で淘汰されるという見方もあった。札幌の親戚からは「最近、ジョアやミルミルは売れているのか?」とヤクルトと間違われる始末だ。
仕事は噂以上に忙しかった。入社直後にはさっそく「飛び込み営業」をさせられ、ホテルで合宿をしながら互いの長所短所を指摘しあうという研修もあった。徹底した実力主義で、競争を求められる為、毎日8時半に出勤し、終電を過ぎる迄、休みを問わず働いた。
給料は良く、残業代を含めれば20代でも年収は1000万円近かった。上司は厳しかったが、実に丁寧に仕事を教えてくれた。離職率は高く、入社後3年間で4割はやめていたと思うが、多くは前向きな独立だった。
■「リクルートごっこ」はベンチャーの甘え
リクルートはきつい労働環境の会社だったが、待遇はよかったし、次につながる経験をする事が出来た。自分自身を含めハードワークで体調を崩す人間もいたが、企業に潰されると思った事は無かった。
OBには、「アレオレ詐欺(あれ、オレがやったんだぜと実績を誇張すること)」といって当時の実績を盛って話す人も多い。離職率の高さから、「人材 “排出” 企業」と揶揄する声も聞かれる。それでも私自身、リクルート出身である事で得した事の方が多いと思う。
リクルートの原点とは、自分達よりも優秀な人材の採用に魂をかける事にある。人間の可能性にかけ、其の為によい待遇を用意する。今年、創業者の江副浩正氏が亡くなった。故人を偲ぶ会で紹介されたエピソードや配られた冊子をみて、そうした原点を確認させられた。私はリクルートはブラック企業ではないと思う。
労働環境の「きつさ」は、人によって感じ方も違う。其れだけではなく、法令遵守の姿勢があるか如何か、本人の成長を考えているか、労働に見合う対価があるか、次につながるか、自分達よりも優秀な人材を採用し、活躍してもらおうとしているか――。これらが判断の大きなポイントだ。
OBの企業も含め、リクルートの方法論を中途半端に真似した企業をよく見聞きする。こうした企業は本人に「夢」を語らせる一方で、待遇は悪く、本人の成長は自己責任に押しつけられている。私は「やりがい搾取型」の企業と呼んでいる。
何故こうした「リクルートごっこ」が横行するのだろうか。其れは我が国の経営者達、特にベンチャー経営者質に戦略がなく、マネジメントが幼稚だからだ。ブラック企業について今野晴貴氏は著書で「人を食いつぶす企業」としていた。
戦略がないからこそ、「人を食いつぶす」事で、事業を成り立たせようと画策している。
一般的なイメージと異なり、ブラック企業の中には職場の雰囲気が明るい企業もある。これは「働く事は楽しい事だ」と刷り込む事で、狂信的な宗教組織のように過重労働を競い合わせるからだ。一方で、軍隊のように徹底的な上意下達で縛る企業もある。
「働く事は義務だ」と教え込み、理不尽な目標達成を迫る。雰囲気は重苦しいが、厳しく叱咤される為、転職や退職を言い出す事も出来無い。
宗教か、軍隊かと云うメタファーは根深い問題である。組織の歴史においては企業よりも宗教、軍隊の方が古く、其処に行き着いてしまうからだ。
こうした企業では長時間労働が常態化しているだけでなく、過度のプレッシャーからメンタルヘルスにも悪影響を及ぼす。職場の雰囲気が明るかろうが、暗かろうが、構造的に負荷のかかる職場環境では、社員は長続きしない。
此の為派手な採用活動を繰り広げる事になる。一見、採用に力を入れているようにみえる為、リクルートの方法論かと勘違いされやすい。
また決定的な問題は待遇の悪さだ。長時間労働の問題は成熟した大企業にも存在し、「過労死(※2)」といった形で表れているが、ブラック企業という指摘が切実に受け取られないのは、結局、給料がいいからだろう。
一部のブラック企業は成果報酬型の給与体系を打ち出しているが、十分な成果を残せる社員はわずかに過ぎない。それは突き詰めれば、人材を安く買い叩きたいという思想でしかない。
国際競争が激化するなか、ブラック企業の存在は仕方がない。いまどきの若者は厳しい環境で鍛えたほうがいい。経営の歪んだ企業はそのうち淘汰される――。そんな議論も聞かれる。しかし問題は深刻だ。
ブラック企業をテーマにしたセミナーは毎回盛況だ。中には子供を過労死で亡くしたという親御さんもいた。声は悲痛である。
人材とは言ってみれば企業にとっては資源にすぎない。それは感情を持つ資源である。更に労働者は生活者でもある。生活者をないがしろにする企業が、永続的に発展するとは考えられないが、市場の健全性を保つ為には退出は早いほうがいいだろう。
若者が食いつぶされる事により社会的負担を増やしてはいけない。我が国の経営者達は、不可解な事件の汚名を着せられた戦後屈指の名経営者・江副浩正の本心に今こそ学ぶが好い。
※1:連絡会の呼びかけ人は今野晴貴さん。7月に結成された「ブラック企業被害対策弁護団」、貧困問題に取り組むNPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」「ほっとプラス」、労働組合、東京大学大学院の本田由紀教授などが参加する。
※2:厚生労働省「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況」(平成24年度)によると、「過労死」など過重な仕事が原因で発症した脳・心臓疾患の労災認定件数は338件で2年連続の増加、仕事による強いストレスなどが原因で発病した精神障害の労災認定件数は475件と過去最多だった。
職場・職種に白も黒も在るもんか!
企業はボランティアでは無い!
給金の100倍以上、1000倍以上の利益還元が当然だと考えるのが当たり前だ!
テレビドラマの倍返し?
視聴率が話題になったが私は一度も観た事が無い!
役者の顔が俺には不快感を与える!
今の世の中の男共の顔が好きになれん。
男らしさが全く感じられぬ。
イケメン? イクメン? 元ホストナンバーワン?
何処にでも転がって居そうナヘナチョコ面!
時代劇で出て来る 公家面?
何を以て男らしいと判断するかは個人差も在ろう。
例えて言えば高倉健や鶴田浩二や勝新太郎や嵐寛十郎?
最近の小林旭も男っぽくなって来た。
半沢何とか?
こんな者に興味を持つ日本になってしまった事が嘆かわしくて為らぬ。
7年後の東京オリンピック?
日本は破綻してるかも知れぬと云うのに・・・
政治屋も国民も呑気で幸せだよ!