山口建設

社長の独り言

その一言が

2009年10月13日 07時04分38秒 | 日記
先日のシルバーウイークの連休に娘が沖縄から遊びに来ました。

生後 5ヵ月の孫を連れての里帰りです。

久しぶりの実家の空気を味わい、友人達との再会を楽しんでいました。

やがて、沖縄に帰る日にちに羽田まで見送りに行きました。

赤ん坊を抱き、手にお土産と荷物と大変そうな姿に娘にプレゼントをしました。

確か、1000円アップでスーパーシートに座れると思い、調べると空席がありました。
通常の席よりゆったりとして、なんだか王様のいすに座った気持ちです。
喜ぶ娘の顔を見ながら、娘と孫の姿を名残惜しそうに見送りました。

その日の晩 お礼の電話がありました。

「お父さん、有り難うございました。飛行機の中で マサト「孫」を隣のおじさんが あやして抱っこしてくれたんだよ。」
それは 良かったと思い 一瞬 子供好きの人なのかと思い、いい人が隣に座ってよかったねと聞き返しました。

嬉しいですね。電話の娘の声から小生の考えを超える返事が返ってきました

「すみません。生後5ヵ月なので、泣いて大きな声を出すこともありますので
ご迷惑をおかけしますのでよろしくお願いいたします」

声をかけられた50代の紳士はいきなりの挨拶にびっくりした顔をしていたが
微笑みながら挨拶を返してくれたそうです。

それがきっかけで色々と会話が弾みやがて孫をひざの上に乗せてあやしてくれたそうです。
公共の場所で回りに迷惑をかけそうなとき、自分から挨拶、言葉をかける。
その言葉ひとつで人と人との距離が縮まる。

嬉しいです。娘の報告に心の中に幸せが一杯広がりました。

知識より知恵です。