甥っ子の1カ月健診の送迎。
順調に成長してる。
健診の後、買い物と本屋へ。
甥っ子健診以外で初めての外出だ。
午後からお散歩。
2時間半お昼寝。
今夜は映画「鑑定士と顔のない依頼人」後半。
名匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督が、刺激的な謎をちりばめて紡ぐミステリー。天才鑑定士が姿を見せない女性からの謎めいた鑑定依頼に翻弄(ほんろう)されていくさまを、映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネの音楽に乗せて描く。
最後までどうなっていくのか分からない展開にグイグイ引き込まれた。
なんて味わい深い映画だろ。
視点や解釈を変えたら全く異なる感想を持つことができる。
ハッピーエンドなのか、バッドエンドなのかで測れない見事なラストで作品自体が生き物のようだ。
贋作、歯車、オートマタ…気づけば伏線だらけでもう一度観たらまた違った観方になると思うし、初見の観方は二度とできないと思うとすごく特別な時間を過ごしたと思える。
まだこの映画を観たことがない人がうらやましい。