2023年12月24日、日曜日、曇時々雪のち雨。山仲間と〆の日曜山行は奥平谷からタワラギ山、片木岳、中山越、経ヶ岳、平谷越、奥平谷のルートだ。
8時50分奥平谷の駐車場を出発。雪が僅か見られる。
登山道に入ると山にはうっすらと残る。
9時24分林道まで登ると雪はまだ残っている。
9時48分馬の背まで登ると人が歩いた跡が雪の上の残る。
10時13分千年樫に着く。10分ほど歩いた10時25分タワラギ山へショートカットしようと、登山道を離れ左の山へと入る。
10分ほど登ると破線の稜線に出る。落葉の上に積もった雪には獣の足跡のみ。
ここで登り傾斜がやや急になったのと、雪も深くなって来たので、山友は雪山訓練とばかり、12本爪のアイゼンを履く。
我等はアイゼンを着けるのが面倒だから頑張る。何を頑張るのか?アイゼンを着けた効果は歴然だ。こちらは急傾斜の所では足が滑って思うように登れぬが、山友はスイスイ。吾輩は20分ほど悪戦苦闘して稜線近くまで登るとなだらかになる。
11時1分稜線に出ると、今まで以上に葉に雪が積もる。タワラギ山への登山道は何処だ?
1分ほどうろついて今日歩いた人の踏み跡を見つけてタワラギ山へ11時14分着く。
ここから片木岳へと向かう道は全く誰も歩いていない。爽快ですねー。
山友は下りに入っても、アイゼン効果で快調にサッサと歩く。我等は滑って転びはせぬかと早くは歩けない。置いて行かないでー。
兎の足跡ですかねー。
鞍部まで降りて片木岳へ。左側の斜面を登れば急登ながら山頂へ直登できそうだが止める。登山道を登って行くも急勾配の所で滑って前のめりに転んで,片手で木に掴まり体が伸びきった。11時46分片木岳に着く。
下りはアイゼンを着けようと、チェーンスパイクを付ける。こうなれば登山道を下らずに山頂から鞍部に一気に下ろう。アイゼンの効きも良く雪と冬枯れ効果で簡単に鞍部まで下れ、軽く昼食。この先のルートを考えて、山友にはここで12本爪からチェーンスパイクに替えてもらう。
鞍部からはショートカットで植林を林道に下る、12時40分。
林道を歩く途中から雪が一時激しく降るが直ぐ止む。
13時2分中山越に着く。1時間で経ヶ岳に登るのは無理だろうと、予定を変更して平谷越へ直接出ようとなる。
地面に雪は積もっているが、葉には雪は積もっていない。南斜面だからだろうか。雪の表面には雨だれの跡が。
そうめんの滝のツララはあるだろうかと思いながら歩くが、登山道には霜柱さえ見られない。
13時35分、そうめんの滝に着くと、諦めていたツララが観らる。融けては凍りを繰返した様なツララだが観られれば大満足。真冬の板状より見応えあり。
平谷越寄りの階段状の岩場もツララでしっかりと飾られていた。
13時53分平谷越に登り上がり、
鎖場を下り、
馬の背に下る頃には小雪が小雨に変わり、林道に戻った所で、雪はほとんど解けたので、アイゼンを脱ぐ。
その下の登山道にも雪は見られず、
13時15分駐車場に戻ると、雲の合間に陽が射したりと目まぐるしく変わる空模様でした。動いていると温かな日和でした。
今日は麓では想像できなかった望外の雪の多さと、ツララの滝も観れて大満足の山行でした。
今日の行程、
奥平谷駐車場8:50-9:48馬の背-10:13千年樫-11:14タワラギ山-11:46片木岳-12:03鞍部(昼食)12:23-12:40林道-13:02中山越-13:35そうめんの滝-13:53平谷越-14:32馬の背-15:15駐車場