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登山と車旅

諫早の山 2025.01.17 東諫早3座周回(金比羅岳、蓮華石岳、獅子喰岳)

2025年1月17日、金曜日、晴。山地図を眺めていると、東諫早3座(金比羅岳、蓮華石岳、獅子喰岳)の内、蓮華石岳に旗が立っていない(未踏)。ピークハントでは物足りないので、金比羅岳を経て登ろう。


登り口近くに車を駐めて10時出発。裏道に入ると近くに小野の六地蔵石幢群(せきどうぐん)があると云う。ここを右に折れて金比羅岳だが寄り道して目の前の天満神社辺りにあるのかと寄り道。

当り、境内の右手の一段高い所に有りました。
戻って、10時22分金比羅岳へ。民家の間を数十mほど進むと、

直ぐに畑が現われ、間もなく右に登り上がる道。右上に尾根に向かって手摺が見える。ここを登るのだが真直ぐ道なりにすすむと、数十mも歩くと尾根から離れて、間違いに気付いてここまで戻る。
階段を上ると、
左手に丁石が目に入る。この道は金比羅岳への参道なのだろう。

右手は墓地の石垣だ。

数分も登った10時30分墓地の上に出ると展望良し。
ここから2分ほど登ると最初の鳥居をくぐる。鎮護大権現とある。
鳥居を抜けて林道へ出る。
林道を2分ほど歩いて、所々に石段が現われる参道へ入るが、この先で林道を横切ながら登る。
10時45分2つ目の鳥居をくぐり、林道を横切り、石段を登る。


鳥居から15分強登ると、10時45分松尾社(まつのおしゃ)の前に出る。
向って左隅に3mほどの常夜燈が建つ。
社の前は視界が広がり、西諌早、大村湾が望める。

ここから数十mも進むと、翁塚。
さらに数十m進むと、11時14分性圓寺跡の唐門。松尾社からはほとんど平坦な歩きだ。

階段を上って唐門をくぐると、左手前方に性圓寺あばら家。

あばら家の向の階段を上ること数十段で広場に出る。五家原岳の山頂部が木々の上に覗く程度で展望はよくない。

戻って金比羅岳へとすすむ参道右手に案内板。案内板には寺と神社が隣り合う神仏習合の祭祀が行われていたとある。


石畳の参道の両側には石仏群が並ぶ。
11時28分金比羅大権現の鳥居。この辺りが金比羅岳山頂とあるが標識は無い。鳥居前左手に丁石。
鳥居をくぐると、右に大慈大悲観音、左に大乗妙典塔


金比羅大権現の社の両側に三十三観音像が並ぶ。ところがどこを見ても金比羅の文字がない。鳥居は鎮護大権現だハテ。

社の裏へ回って三角点へと向かう途中の木の枝に、金比羅岳のプレート。
数十mも進むと、三角点のある展望所へ11時40分着く。右の巨石に八天狗の刻文があると云うが見忘れた。

目の前には蓮華石岳が望める。

ここから先蓮華石岳へは道はないが、踏み跡が薄っすらと確認できるので進む。
尾根を外さず先人軌跡をたどるが荒れた所もあるも、歩くのに支障は殆どない。

11時50分、先人軌跡が東の林道へ下るあたりまで来た。でも道らしき跡は南へと続いているようだ。
数十mも進むと、前方に送電鉄塔が見える。鉄塔の下には点検道があるはずだと考えをめぐらす。だが鉄塔を目の前にして、イバラが密集していてとても進めない。

四苦八苦しながら何とか巻いて、数分かかって鉄塔の下に出ると、大当たり、立派な道がある。

道は東の林道へと下っている。3分ほど下ると12時林道に出た。蓮華石岳へと右(南)へ進む。

10分ほど歩いた12時10分、地形図を見れば蓮華石岳へ行ける尾根への取付きが目の前に出て来た。ここで林道から分かれて尾根へ取付く。
尾根に入れば悠々歩けるスペースがある。
その内にはピンクリボンも出て来る。林業の人が歩いた尾根なのだろう。
林道から尾根に取付いて15分弱で、地形図の破線道らしきところに出た。

破線道を進んでは蓮華石岳へは行けないから、数分で離れて林に入り東へと進むと、直ぐに植林が現れる。

植林を1,2分も歩くと、広々としたところに出たなと思ったら、轍がある道に合流だ。

道なりに進むと12時35分広々とした三角点のある蓮華石岳山頂へ着く。標識は無いが岩の上に石仏が鎮座。

昼食をとりながら北側に広がる景色を眺める。先ずは左手に登って来た金比羅岳。右へと目を移すと、
北側正面に五家原岳。眼下はガラガラ音を立てる採石場。

さらに右には、獅子喰岳。奥に霞むのは雲仙の吾妻岳だ。その右は林で遮られて見えない。
山頂部広場には環状列石を模したように石が点々と在る。

今日の目的は蓮華石岳に登ることであるが、東諫早3座の獅子喰岳をのけ者にするわけにもいかないので登ることに。12時55分山頂を後にして破線道で獅子喰岳との間に走る車道に下ろうとするが見つからない。ならば先人の軌跡をたどろうと、採石場の南側を下る。山頂部出足こそ道らしいが、

下る左手は砕石場なので、木は生えているが切落ちている。

歩き易い所をGPSと先人軌跡を頼りに下る。
なんとか30分ほど下った所で車道が見えて来て、13時28分車道に出る。
車道を左(北)へと100mも進まぬうちに、右上に登る道を見る。これを取れば、獅子喰岳へと向かう破線道へ取付けるだろうと進む。
20,30mほど進むと電柱の所から右上に登る階段がある。ここが破線道だろうと枯れ枝をかき分け13時33分登る。

登ってみれば、石積のある段々畑の放棄地で、雑木林。道と思えるような踏み跡は見当たらないから、方向を見定めて登るしかない。
20分ほど足場の悪い斜面を登ると、13時58分なだらかな所に出た。
方向を見定めて3分ほど進むと、14時1分採石場を覗く縁に出た。この場所以前登った所だと薄っすら思い出す。目の前のピークが獅子喰岳だろう。地形図の獅子喰岳は砕石場の中になってしまっている。砕石で地形が地図と変わっている。

小さなカルデラ状になってしまった縁を右回りに進み、
14時14分獅子喰岳に着く。山頂は本来の位置からカルデラの縁に移ってしまった。

眺めは採石場の先に、チサンゴルフ場が良く見える。

下山は、獅子喰岳から北に延びる尾根を一度は歩いてみたいと思っていたのでこれを取る。頂きから100mも進むと送電鉄塔の下に出る。

鉄塔下から西側は伐採されていて、その先に見える山は蓮華石岳だ。この伐採地を下って行けるだろうが、今日は北尾根だ。

14時22分北尾根に入る。程よい隙間があって歩き易い。

5分も下ると、石が目立つ。
さらに数分も下ると、少しやせた尾根になる。

そして、2,3分もすると、段々畑の跡が現れる。
1分ほどで抜けると、14時38分森山の集落が見える。

14時40分集落の道に出る。思った通り北尾根は獅子喰岳への登り道であった。
14時42分車道に出て、返り見る獅子喰岳。

裏道を選んで駐車場所まで1時間ほどかけて戻る。軌跡は下山後国道手前まで歩いたところでスマホの電源が落ちて停まっていた。幸いにも肝心な所は取れていた。 蓮華石岳から獅子喰岳は少々てこずったが楽しめた山歩でした。蓮華石岳からの破線道はあるのかないのか心残りだ。


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