2024年4月16日、火曜日、晴。昨日雨が結構降ったから山歩を遠慮したいが、花は待ってくれないので、10時過ぎから郡岳へエビネを観に行く。途中シャガが咲いているのを見て、エビネと時期を同じくして咲くのでエビネも期待できそうだ。
最初に目に入る所のキエビネが見当らない。仕方なく次の場所へと移動して行くと、遠目にも黄色いものがチラチラするので、無駄足にならずホッ。いつもの通り、仲良く2株キエビネとエビネが咲く。
続いて少し離れた所へ。昨年は蕾も無かったが、今年は静かな林に一人ひっそり凛としてたたずむ。こんな姿のエビネが好きなのだ。エビネに群生は似合わない。
他にも2,3ヶ所あるのだが、目印になるようなものが無いから、あんなところにあったようなーくらいの記憶で林を歩くと、20、30m先に黄色いものが。まるで光を放っているかのごとく目立つ。
まだあったはずだと探すが見つからない。見つけたのは咲くかどうかわからない株だ。先ほどのものも昨年はこうであったから来年は咲くだろう。
更に探すと、枯れ枝が落ちて曲がってしまったのか寝そべっている。
木の枝で支えたが、茎が曲がっているので真直ぐに伸びるのは無理かな。凛々しそうだが可憐でもあるエビネだ。今年もいいものを見せてくれてありがとう。
戻る途中でギンリョウソウを見る。
下山後の帰り道、道脇に車を止めて何かを取っている人を見つけて、訊ねれば山ウドだとさ。大きく成長しているのでまだ食べれますかと訊けば食べれると。そこで吾輩もポールで根を掘って50㎝と成長したものを2株ゲット。本当に食べられるのかな?
まだないかと探せば、サイハイランが目に入る。これは何処にでもあるようだな。肝心の山ウドは他には見つけられず。明日も気が向いたら別の場所のエビネを観に行こう。