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登山と車旅

多良山系 2024.04.18 鳥甲山エビネロード山歩

2024年4月18日、木曜日、晴。黄砂がひどく、晴れているが眺めは霧に包まれているようだ。今日は郡川砂防公園から鳥甲山大原越までのエビネロードにエビネを観に行く。ここをピストンするだけではもったいないから502尾根を登って大原越から公園に下るルートだ。

砂防公園を10時45分出発。大原橋を渡って、取付きまで林道を歩く。
15分ほど歩いて、取付きに11時着く。山仲間からここには春蘭があると聞いたが、電波塔の周りの雑木が伐採されている。春蘭が踏みつぶされされたのではなかろうか。尾根への取付きあたりと聞いたので探すが見当たらない。諦めて登ろうとしたら、見つけたー!
丁度電柱の後あたりに、地面の色に溶け込んで分からなかった。2株ある内の1株に1輪咲いていた。もう散ってしまったろうと期待していなかったからラッキー。実物を初めて見た。

急勾配の尾根を登って岩場を右に巻く所まで登ると、岩壁にシャクナゲが咲く。
尾根を登り始めて30分強の11時33分502高地に着く。
登る途中で唯一、鳥甲山(中央?)が望める地点だ。
直ぐ下に綿毛が付いたような木。

近くでよく見ると、綿毛の正体は白く細い花びらの様だ。
502から10分強歩いた11時47分、摩利支天宮から延びる尾根に出た。
30分ほど尾根を登り続けて、12時18分摩利支天宮下の岩壁基部に着く。
この辺りを左上と斜めに20mほど登れば、岩壁上の雑木の所に出られ、摩利支天宮に出られるのではと思うが、勇気も技量も無いので指をくわえて眺めるばかりだ。
何時もこの岩壁は左に巻いているので、今日は右に巻いて登ってみよう。出足は緩やかに斜めに登って行く。
徐々に傾斜が増して斜め右上へと登って行く。途中から掴む木が無くなり、急勾配を滑らぬように慎重に足元を固めて登る。
12時28分、摩利支天宮への道に出た。左を巻くより早く登れた。途中掴まる木が無くなったのは心細いが滑落するほどでもない。
12時30分摩利支天宮へ着いて、直ぐに鳥甲山へ向かう。
展望岩から経ヶ岳を望むが、晴れていても黄砂でこんな眺めだ。
12時46分鳥甲山山頂に着く。
気温18度と登りには汗が流れる暑さだが、風が吹き抜けて心地よい。が長居をすれば冷えて来るので、大原越へと直ぐに下る。
13時9分大原越に着いて、日に当たりながら昼食。
伐採された斜面からは大花山が望める。
ここから砂防公園までの下りは本日の目的、エビネ観賞だ。ここから100mほど下った、左下斜面が最初のポイントだ。最初のポイントは3ヶ所に分かれて咲く。ここはまだ蕾。

次は、キエビネが数株あるが咲き始めたばかり。

数m離れた所に、日当たりが良いのか色も鮮やだ。
少し離れた所にあるのだが目印となるものが無いので見つかるかな。ウロウロしてやっと見つけた。周りに溶け込んでしまうので見つけずらい。
次のポイントは、A沢を渡ってしばらく下った所の右斜面だ。通り過ぎないようにゆっくり歩くと見つけた。分かりずらいのだ。
ここのものは花弁が白いですね。

次のポイントはここから少し下ってから、斜面を登ったところにあるのだ。登山道からは見えない。こんなガレた斜面の中にポツンと咲いているのだから、近くに行くまで分かりずらい。

次はB沢の手前、旧登山道入口の所だ、14時28分。ここは20株ほどある。

最後は、林道に出て、大原の標識を見て50mも歩かぬ右側だ。日当たりが良いせいか少し焼けている。エビネロードのものは郡岳と比べると色鮮やかさと、花の大きさが少し劣る。一方数はこちらが多いい。昨年よりも増えたような気がする。

ここの林もシャガが群生。

15時10分砂防公園に戻る。エビネ山歩にお付き合い下さりありがとうございました。


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