2020年9月26日、土曜日、晴。5月以来4ヶ月ぶりのレスキュー訓練だ。よって今まで習ったことを復習をする。
・体にロープを結ぶボーラインノット。
・ロープを木に結び支点を取るときや、ロープを動かぬように固定するクローブヒッチ。
・クローブヒッチとボーラインノットで2重の結び。
・ロープの途中にカラビナなどを付けたいときに輪を作る蝶結び。
・太い木や岩などにロープを固定したいがスリングでは足らないときは、エイトノットと蝶結びを組合わせる。
・川の徒渉などの時、ロープをピンと張り、強い力に耐えるナンキンワイヤー結び
結びの部分にカラビナを付け動滑車の役目をさせ、倍の力が出せることでロープに体重がかかっても、ロープが弛まない張りができる。あまり力をかけると木が折れるから注意。
張ったロープにカラビナをかけ流されないように川を渡る。
・カラビナを用いたムンターヒッチとエイト環で懸垂下降の真似事。
・ムンターヒッチ、エイト環、ルペルソなど下降に用いる方法・器具は下降者の体側に着ければ下降器具として、上部の支点側に用いれば登る者や下降者の確保器具として使える。わずかの力で下降者・登る者の滑落を止めることができる。
・ロープとロープスリングを用いたフリクションヒッチと云う制動方法もある。慣れればこれだけで垂直な壁も登ることができる。
・吾輩は練習の時は、山行時に持参するテープスリングでハーネスの代用をして、実際に近づけている。
一通りの復習後、
・師匠によるアンザイレン・確保訓練に合流。現実の場面で滑落者を確保できるかどうかは全く自信がない。実際岩壁で1m滑落した人(1mの滑落で止めた)を下から確保したが、自分の体が宙に浮くくらいの力がかかった(自己確保を取っていたからこれで済んだが)。
余談:師匠は会員以外の誰にでもやる気のある人には教えますよ。毎月月末土曜日9時30分に西諌早駅集合。