2023年4月23日、日曜日、晴。コロナも沈静化してきたようなので、会のバスハイクも徐々に行われるようになって来た。今回のバスハイクは花の百名山古処山・屛山だ。初めて登る山だ。
9時ごろ本覚寺手前の古処山登山口に着き、9時13分出発。朝方は冷え込んだが登山日和だ。登山口駐車場から九州自然歩道を歩くので案内板がしっかりしている。
300mほど舗装道を歩いて、9時18分道標を見て沢沿いの道に入る。
木橋を渡って、僅か進むと鳥居をくぐる。
鳥居をくぐるとまた舗装道へ出て、沢を左手に見て緩やかに登る。
所々に石像を見る。
何時しか舗装道は山道に変わり、鳥居から20分ほど歩くと沢も細くなる。
9時39分沢にかかる橋で右岸に渡る。
水が澄んでいていいね！
橋を通過するとやや登り勾配が急になって来た。
登り上がると三合目の標識。
9時44分左岸へ渡渉。水量は少ないから苦労なく渡る。
渡渉地点の様子から登山道がガレてくるかと思ったが、植林を右に沢を左に見る歩き易い道だ。登り始めて30分汗ばんで来た。
9時51分、左岸から右岸に橋で渡り、すぐ上流の橋でまた左岸に渡り返す。
渡り返すと、道は石畳になる。
沢を離れ山側に入り、急坂を登る。
登り上がると、沢が左下に見える。足を滑らすと20m弱は落ちそうだ。足元注意！
30mほど歩いて難所を抜けると、ホッとできるなだらかな道だ。
石像を手前で林道が左上に見えて来て、
右岸に渡渉して登り上がると、
10時10分古処林道終点だ。ここが5合目らしい。車でここまで上れる。
ここから古処山まで1.1km、屛山まで2.8km頑張ろう！
林道終点からの登り始めにあった流れは、標高を上げるにつれ涸れ谷になって来た。
10時41分8合目手前辺りは急勾配の登りだ。
8合目の標識を見て5分ほど登ると、10時50分水舟に着く。鋭角に曲がり古処山へ0.4㎞。
水舟を過ぎると、植林から雑木林に変わり、陽ざしが林に入り新緑の春らしい山になる。
5分と登らないうちに、10時57分古処山と屛山の分岐に着く。今日の行程は屛山を先に登るのだ。
古処山への登りを左に見送り、右の屛山へと古処山の南面を巻くように進む。2分も登るとツゲ原始林の案内板があるピーク（峠）に着く。
ここから鞍部に向かって南面をトラバース気味に進む。ツゲの林を快調に飛ばして進む。緑一色の中に紫の藤の花を時折見る。
10分ほど歩くと、右側が植林に変わる。
さらに3分ほど歩くと、11時13分古処山と屛山の分岐に着く。ここが768の鞍部だ。ここから屛山のピストンだ。
屛山まで1.2㎞。
雑木林を5分も歩かないうちに木段の登りになる。木段は歩きずらいから避けて登る。
5分ほどで木段は終わるが、暫くはやや急な登りが続く。
11時30分露岩帯が現れてくると、足取りも軽くなる緩やかな登りになる。
道脇に自然石の手指を見ると、
2分ほど山頂平坦部を歩いて、北側が開けた屛山山頂へ11時42分着く。
何処を眺めているのか分からぬが眺めは良い。
山頂は気温12度を下回り、北風も強いから汗ばんだ体が冷えて来て、昼食を取ると早々に古処山へ。
鞍部から古処山への登り返しに入り、
5分ほど登り返した12時43分、奥の院・大将隠しの道標を見て寄り道。今考えると鞍部から回るルートもあったのだ。
岩が重なる道を下ること5分ほどで、大将隠し。
さらに、2，3分下れば13時奥の院。何しろ集団で狭い所を往復するからそれが大変。大将隠し、奥の院共に岩壁に挟まれた隘部。
奥の院の頭上には今にも落ちてきそうな石が挟まっている。
戻る途中から望む古処山山頂部。
13時10分奥の院から戻り古処山へ。
ここからの道も露岩の道だ。
山頂手前の岩に登ると、東に屛山（左）、南に上秋月湖が望める。
岩を下りて2分ほどで13時25分古処山に着く。
13時37分山頂を後にして、遊人の杜の案内に従って、八丁越へと下る。
古処山頂で屛山パス組と合流して19名の大所帯の下山となった。
13時52分、遊人の杜への道を右に見送り八丁越へ。
植林に入ると作業道が走り、どれを取るのかと迷うが、よく見れば目印はある。
14時20分林道を横切る。
林道から15分ほど下ると旧道の車道（八丁越）に14時35分下山。
花の百名山なれど、花を観てもさっぱり分からぬ吾輩には猫に小判の古処山であったが、春の木漏れ日の中を歩く屛山が良かった。名前は分からぬが花の写真。
今日の行程
登山口9:13－10:10林道終点－10:50水舟10:55－11:13分岐（768）－11:42屛山（昼食）12:11－12:35分岐（768）－13:00奥の院－13:25古処山13:37－13:52遊人の杜分岐－14:20林道横断－14:35八丁越
