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登山と車旅

雲仙の山 2022.04.16 雲仙ミツバツツジ蕾・九千部ヒカゲツツジ開花 1004藪漕ぎ

2022年4月16日、土曜日、晴。第2吹越からミツバツツジを観ようと雲仙へ。お目当ての場所は国見岳から江丸岳へ下る尾根だ。11時5分第2吹越出発。北風が吹き抜け、気温は8度、寒~。

登り始めると間もなく白いバラ科の花が満開だ。棘のある木だが花は奇麗だ。

所々に気の早いミヤマキリシマの花が見られる。
殆ど花の色もうかがえない蕾だ。
山腹に点々と白い花をつけた木が目立つ。木に近づくとオオカメノキのようだ。
お目当てのミツバツツジが出てきた。もう少しで開花だ。

数輪開花している株を観る。ほとんどのミツバツツジが開花待ちなので、国見岳に登るのは諦め、九千部岳のヒカゲツツジに予定変更。
第2吹越の登り口上からは、石割山が山らしく見える。左端が仁田峠から下って来た吹越だ。

12時に第2吹越に戻り、九千部岳に向かう。国道から自然歩道に入り、九千部に向かう1004の南側は風も防げて、一転暖かな新緑の道だ。

登山道に散っている白い米粒のような花が目立つので、上を見上げるとこんな花をつけた木があちこちに見られる。

田代原との分岐を過ぎて九千部の急登にかかると、日当たりも良いのかミヤマキリシマが早くも咲いている。
足元には紫系の花が。
山頂近くになると登山道わきに、お目当てのミツバツツジが開花。
山頂辺りの日陰は蕾が混じる。
山頂からの景色もいいね。季節が進むにつれ緑の山腹がピンクに白にと変わるのだ。
戻りは、以前から気になっていたが未だ登っていない1004のピークに寄り道しよう。

14時4分自然歩道から笹が切れた斜面を見て、ここなら登り易いと1004へ登り始める。
徐々に雑木の密度が濃くなるが、藪漕ぎほどではなく、まだまだ登れる。
14時11分、藪が厄介になって来た。獣道がはっきり見られるが高さは数十cmで這って行かないと抜けられない。
抜けると次は獣道もない最悪の茂みだ。諦めるべきか。GPSを見れば稜線まであと50mほどだ。頑張ろう。
14時23分、悪戦苦闘10分、やっと雑木の茂みを抜け稜線に出た。
少々行く手を阻む木々があるが、今までの藪と比べれば全く障害にならない。
稜線を2、3分も歩くと獣道とは思えない踏み跡になる。恐らく稜線を登ってきた道なのだろう。横から稜線に入ったから藪漕ぎになったのか。北側から稜線に沿って登るべきであったか。
稜線に出てから20分ほど歩いた14時40分、1004のピークに着く。見ての通り雑木林で眺望無。

頂からは尾根に沿って南東に下る。山頂から2,3分(数十m)下ったところで、吾妻岳山頂台地で見かける土塁を見て、これに沿って下る。
最初のうちは下り易いと思ったが、数分も下ると笹が現れる。
間もなくするうちに、またまた藪になってきて、第2吹越で見た白い花のバラが沢山立ちはだかる、あの時は奇麗と思ったが今は憎たらしい。靴で踏みつぶしながら歩くが、網の様に茂るので足や腕に刺さる。右下が自然歩道なのだが下れる状態ではない。
藪漕ぎ20分弱の15時16分右下に何とか抜けられそうな様相になってきたから、土塁から離れ右下に離脱。

下るに従い徐々に林の状況が良くなり、
15時21分自然歩道に合流。軽い気持ちで入った1004手強かった。登り始めてから抜け出すまで1時間15分。

15時25分登り口の国道に出る。1004の藪漕ぎもあったがヒカゲツツジを観ることができ良かった。


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