2023年1月26日、木曜日、曇。前日眺めた久山城山からの雪景色に魅かれて、五家原岳か雲仙に登ろうと思っていたが、寒いとどうしても起きるのが遅くなる。近い方の五家原岳へ中尾根ルートで登る。
所々踏み固められた雪が凍結している。
10時45分中尾根ルート登山口のシャクナゲ橋に着く。
10時54分出発。
登山口の沢を覗く。良いい眺めだ。
山道に入ると踏み跡が有る。おそらく前日のものだろう。
徐々に登り勾配が増す。登り始めて10分ほどの11時12分滑って登りずらいのでチェーンスパイク装着。足元もシッカリして歩き始めて間もなくの11時26分気が付くと今まであった足跡が無くなった。この辺りで引き返したようだ。
枝に積もる雪も多くなってきた。ザックが葉に当たると襟首に雪のお見舞い。ツメテー!
雪を踏む感触が心地よい。風もなく雪を踏みしめる音のみ。温かで汗が出てくる。
11時41分作業道の広場に出る。
数十m作業道を歩いて再び林に入る。標識が無ければ雪で見過ごしてしまう。
雪の積もり方も多くなったような気がする。
展望岩手前の急勾配は雪が深い。
12時13分ようやく展望岩下に着く。
展望岩横の登り、岩が雪に隠れて足元が不安定。
登り上がると冬枯れの岩の上は10㎝程の積雪。
12時20分展望岩からの眺め。857南尾根。
大花山から鳥甲山方向。
五家原岳山頂。
山頂に向かって歩き始めると、今日も雪の上にこんな足跡。兎かな??
雪はますます深くなる。
12時43分山頂電波塔の下に着く。
車道に轍の跡が。昨日のものだろう。
12時46分五家原岳山頂に着く。風も穏やかなので昼食。
中岳方向に踏み跡。縦走した人が居るのかな?
吾輩は横峰越へ。山頂からこちらにも踏み跡が有るから縦走者のものかと思ったら、横峰越へ下る階段の所で消えた。車で来た人が中岳、横峰越を覗いただけかな。新雪の歩きとはラッキーだな。
先ほどの登りと違って落葉の雪景色は一段といいね。霧氷も期待したが温かすぎたか。
13時7分鎖場まで下ると、すっかり岩が雪で隠れている。ちょっとヤバイね。慎重に下ろう。
岩陰にツララ。
再び常緑の林に入ると七夕祭り。
そして今度は鳥の足跡。ヤマドリ?キジ?それとも別物
13時39分横峰越に着く。冬場なので大花山は諦めて、ここから林道へ早目の下山。
林道への下りもまだまだ雪の回廊。
13時45分林道に出る。
林道にも結構積もっている。
次は何の足跡?林道で親子の猪を見かけたからイノシシ?
などと考えながら下ると、14時6分多良横断林道に合流。
14時8分シャクナゲ橋に戻る。凍結の様に見える路面は気温も上がりシャーベット状になっていた。雪の回廊巡りの3時間でした。贅沢を言えば五家原岳山頂で霧氷が観たかった。