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登山と車旅

多良山系 2021.06.24 三角点575.9西尾根から680小ピーク探索

2021年6月24日、木曜日、晴。板川内バス停から三角点575.9の西尾根のルートを探ってみよう。出かけようと思ったらPCosのupdateが始まってしまい出端を挫かれ、登り口の板川内バス停近くの砂防公園駐車場に着いたのは10時30分前だ。

10時30分公園を出発。見上げる三角点575.9。右が三角点だろう。
板川内のバス停から取付きに。
橋の手前にピンクテープがあるので、ここから山に入る。
20mも進むと堰堤が行く手を阻む。
右手の岩を強引に登り、堰堤の上に出て、沢を左下に見て50mも進むと、
左手沢越しに道を見る。ここから入るのが正解だろうが、初めて歩く時はこんなものだろう。
右手にガレ沢が。左右どちらを登るべきか。

10時50分すんなり取り付ける沢左側を登る。
沢を右下に見て、獣道をジグザクに登る。急勾配の登りだ。
11時6分はっきりと尾根と分る登りになる。
右手に沢を挟んだ反対側の尾根が近づいてくる。吾輩が登って来たところは想定ルートから北側に外れている。ここから先は今の尾根が歩きやすそうなので、そのまま登る。
11時15分右手の尾根が近くなったのでトラバース。
移ったとたんに目の前に露岩。左に巻き数m先から岩に登り上がると、
倒木で山肌があらわに。端を歩いて上に。
11時25分尾根が合流する。今までより登り易い。
と思いながら歩くと、わずか2分ほどで岩壁が現れる。こんなものだろう、障害物がない尾根なら早くに登山道になっているだろう。

登るのは可能だがその先が不安だから、左を巻いて進む。途中に岩の上に登れそうな所があったがパスして進むが、

進むうちに先が岩壁のように怪しくなってきたので戻る。
もう右手を進むしかないので、岩尾根下のガレた斜面を進む。
尾根上にどこかで登り上がらねばと考えながら10分程(足場が悪いので100m、200mの距離だ)歩いた所で、尾根上に登れそうな所にでた。

11時52分再び尾根に上がると、そこには境界と思える石積が。岩壁を登ってくればこの藪を掻き分けての登りであったろう。どちらが良かったのかな?
登る方向も灌木が茂るが藪漕ぎほどではない。

もう少しと思いながら、また2,3分も歩いた11時55分、境界を示すような石積みがまた。

が目の前には、今までとは違った痩せた岩尾根が現れる、左右切れ落ちているので巻くのも簡単ではなさそうなので登るしかない。暫く戻るべきかと考え込む。だがもう少しで三角点だ。
少し登るが、その先がどうなっているのか見えないので分からない。
木々もないから高度感あふれる鳥甲山と郡岳方向の眺めだ。一方で切れ落ちた尾根は恐怖だ。

浮石を掴まぬように慎重に登る。途中で右手薬指の指キャップが外れ落下。拾いに戻る余裕などない、登るのみだ。登り上がれば驚きモモノキだ。歩ける尾根ではない。今の岩尾根を戻るのも滑落の危険がある。意を決して左の木にすがり進むしかない。
12時9分岩尾根をようやく通過して、まともな尾根に出る。
(翌6月27日に鳥甲山から見たこの辺りから三角点までは岩山でした。)

1分も歩かないうちに、境界石に出合う。

今の岩尾根で終わりかと思ったが、境界石の先にはまたまた岩尾根だ。左を巻けそうだ。痩せ岩尾根の登りで本日の気力を使い果たしてしまった。
左を巻くことにする。
12時23分、ようやく、本当にようやくです。先日の三角点への登り地点に着く。
巻かずに岩を登ったらどうだったのかと、尾根を様子見に20mほど戻ると、
登り上がった先は、石杭のあるちょっとした展望が得られそうだ。が長物が石杭の所にいる。足音に気付いたのか右の石の下に潜り込んだから諦め戻る。前回はスズメバチとついていない。
もう岩尾根はこりごりだ。三角点に登るのもパスして、
12時34分岩峰の下まで戻り昼食。
昼食後、680の小ピーク(P2)まで歩こう。岩場に出合えばそこから鞍部に戻り作業道を下ろう。

急坂を下り鞍部に。
12時54分鞍部に着く。
鞍部からの道には100mも歩かないうちに、境界石積みがあるから道に迷うことはない。
岩場はあるが、急でも、痩せ尾根でもないから、今までとは比較にならないほど楽だ。
時には雰囲気のよい道もある。
13時18分630の小ピーク(P1)に着く。作業道からの想定ルートを探ってみるが急傾斜で無理そうだ。
緩やかな尾根を上り、
変わらず続く石積みを確認しながら登って行くと、
12時48分、恐怖の岩尾根に出合うこともなく、記憶にある680のP2に着く。

ここまで登ったら、黒木の駐車場に下る尾根筋の道を探ってみよう。出足は尾根がはっきりしているから下り易い。
標高620m辺りで2,3m登り上がる所を通過すると、左手が切れ落ちているので、自然と右にと進む。尾根を外れる。
右に進む分には先日登った沢に近づくから迷うことはないだろう。

順調に下っていたが、14時16分、掴む木もないような岩場の上に出て、ロープで懸垂下降。

岩場を抜けると植林になり、自然と右方向の先日登った沢筋に足が向いてしまう。

14時29分、沢と作業道の出会い(作業道端)を見て安堵。
14時45分に車道に出て、
14時48分黒木駐車場に着いて、沢水で汗を拭く。
砂防公園に戻る途中から、660峰を眺めるが、今日の余韻が残るのでしばらくはこのルートの探索は遠慮したい。

15時20分砂防公園駐車場に無事下山。本当に無事下山の思いです。何時もの倍の時間がかかった。西尾根は岩場に自信がある方が登るルートでしょうね。

今日の行程、
砂防公園駐車場10:30-10:50取付き-11:55痩せ岩尾根取付き-12:23三角点上り取付き-12:34岩峰下(昼食)12:48-12:54鞍部-13:18P1(ルート探索)13:31-13:48P2-14:31作業道端-14:45車道-14:48黒木駐車場14:55-15:20砂防公園駐車場

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