2024年12月27日、金曜日、晴。今日は雑煮用餅つき。と云ってもつくのは機械だ。少量だから買ってもいいのだがやはり自家製の方が味わい深い。それと納豆餅が食べられる。もち米を数時間水につけて、水を切って餅つき機に入れて、「むす」を押す。15分ほどで蒸し上がりの知らせが鳴り、となりの「つく」を押す。
すると釜の中の米がぐるぐる回り始める。つくと云うより煉るだ。
餅を臼でついたことがある人は分かると思うが、餅つきと云いながら、臼に蒸した米を入れたら、先ずは杵で四方八方からこねながら、米粒をつぶして行くのだ。いきなりついたら米粒が飛び散る。こねている段階でほとんど米粒は餅状になる。つくのは仕上げだ。餅つき機で15分ほど煉ると、米粒が見られなくなり出来上がりの知らせが鳴る。
難しいのは、釜からこの餅を取り出すことだ。説明書では餅つき機を止めて釜を外して逆さにすればポンと落ちるように書いてあるが、今までの経験ではうまくいったためしがない。餅つき機を止めずに、釜の中で餅を回しておいて、両手を水でぬらして、回っている餅の表面も手に付いた水でぬらして、一気に釜の中から取り上げると、餅だけきれいに取り出せる。
そして、納豆餅、餡餅、雑煮用丸餅と作った。名刺大の厚さ1㎝の四角い餅の所で育ったから、丸餅には当初違和感があった。食べたらすぐになくなってしまうのが寂しい。雑煮さえあれば大満足なのでこれで正月準備完了だ。