5月14日鹿児島の山15日目。今日は木場岳と帰りに花瀬公園の雄川川床、雄川の滝の見学に行く予定で、道の駅「錦江にしきの里」を7時15分に出発。
県道68号を佐多岬方面にすすむ。12日摺ヶ丘に行くときに走った道路だ。大鹿倉林道の入口に着く。林道は未舗装で、車では無理そうだ。3km歩けば木場岳登山口だが、稲尾岳と変わらぬようなので、パスすることにする。
まだ8時前だ、予定を変更して、花瀬公園と雄川の滝を見学してから、大隅中央部肝付山系の最高峰甫与志岳に登ろう。
雄川に架かる花瀬大橋から岩盤の川床を眺める。こんな長い平らな岩盤の川床見たことがない。
花瀬公園まで行き、川床に下りてみる。表面は滑らかだ。長い年月が磨いたのであろう。
この下流に雄川の滝がある。先ずは、展望台から滝を見よう。
展望台から滝壺には下れない。
下流にぐるっと回って雄川渓谷を、歩いて滝壺まで行くしかない。
滝壺は、逆光で滝は薄暗く、滝壺の青さもない。
滝を落ちる水筋はほとんどなくがっかり。この滝の見学は日が差す午後がよい。
滝から続く渓谷は、周りの支流から流れ込む水で、水量は豊かで澄んでいる。
10時前に見学を終え、次の目的地に向かう。
甫与志林道の起点、肝付町の二俣川キャンプ場に11時に着く。
キャンプ場は閉鎖されていて、駐車できないので道路わきに寄せて止める。
11時15分登山開始。キャンプ場前に「甫与志岳登山入口」、
「甫与志林道」の道標を見て林道に入る。
林道は50mもすすむと鎖のゲートがある。
林道は未舗装でも荒れてなく明るい。
一か所、車の通行が困難そうなところがあった。
11時55分清純の滝の入口を右に見る。帰りに寄ろう。
登山口近くから甫与志岳の頂が山の間に覗く。
12時10分登山口に着く。
右手に沢を見ながらしばらく樹林を緩やかに登る。
徐々に急な登りとなり、鎖のかかる岩場を右に見て、
左に回り込むと直ぐに山頂である。13時10分。
展望は良い。黒尊岳方面の山並みがよく見える。
虫が五月蝿く、頂でゆっくり休むことなどできず、早々に下る。
鎖の岩場をのぼり、岩屋をのぞくも何やら?(下山後確認すると、
神話の時代の尊が祀られている由)14時登山口の林道に出る。
寄り道して14時15分「清純の滝」に着く。
林道をひたすら歩いて14時55分下山。このところ日中暑い。
肝付山系には、甫与志岳のほかにまだ数座紹介されているが、樹林の中の歩きに食傷気味になってきたのでパスする。
明日は高隅山系に戻り御岳と刀剣山に登ろう。
降灰で悩まされるが、今夜は道の駅「たるみず」にお世話になろう。
17時45分駅に着く。温泉にて汗を流す。