2022年1月7日、金曜日、晴。風もなく穏やで暖かい日だ。4日の縦走時に見つけられなかった松ノ頭峠の三角点225.2(4等、点名:松ノ頭)が気になって頭から離れない。松ノ頭峠から直ぐなので車を峠の長与側道脇に止めて探しに出向く。
道路右側の農作業道から入る。
農作業道の両側は石積みが見られ、今は放棄地の体をしている段々畑跡が見られる。
数分ほど歩いて開けた段々畑に着く。GPSを頼りに三角点の場所に。それらしきものは見当たらないから、落葉を払ったり、地面をポールで刺したりして探すが見つからない。
GPSも数mのずれがあるから、上の段の藪のような茂みに上がる。すると茂みの中に白い柱が見える。三角点を示す白い柱だ。小枝をかき分け進むと、
三角点の石柱も落葉を払うとすっかり頭を現した。下の段を探していたときは今日もダメかと思ったが時間的にも余裕があったから見つけられた。これでもやもやが晴れた。
4日は縦走中なので5分ほどで打ち切ったが、今日は時間的にも気持ちにも余裕があったから見つけられた。4日はここのさらに上の段の草むらの中を探していたのだ。
この草むらとは5mほどしか離れていないが、葉や小枝でざっと眺めただけでは気が付かなかったろうだろう。ここにあるという意識で見れば確かに白い柱が写真中央に見えるのだが。
10分もかからずに見つけられたからすっきりした。折角だから、大草を走る時に目に付く「千々石ミゲルの墓と思われる石碑」を見学して帰ろう。
石碑の案内に従って、伊木力ダムに向かって5分ほど走ると、山川内コミュニティーセンターに曲がる橋の所に、石碑への案内がある。
コミュニティーセンターの所にも「あと200m先トンネル手前左」の案内。車はセンターの駐車場に駐車させて頂く。
歩いて行くとトンネルが見える。上はJRが走る。
トンネル前の交通標識に、
で左を眺めると、階段の上に構造物が見える。
階段を登って行くと、
高さ2mほどの石碑です。
向かって左にある石碑は眺めただけでじっくり見ず。
表には「妙法」と刻まれているがその下は何とあるのか?
横から眺めると
裏を眺めると
石碑の左側、横木のあたりに「千?石芸米田兊」、「千?石玄米田兊」どちらかな。他には?米と田は一字で番とも?発掘調査は吾輩の探しものより長ーーいもやもやがあるのだろうね。
詳しくはこの石碑の調査報告のHPがあるからそちらをご覧ください。