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登山と車旅

多良山系の山 2024.12.29 経ヶ岳から狸だまり 雪の縦走路

2024年12月29日、日曜日、曇。年末は経ヶ岳に登ろうと思って、昨日登ろうとしたらお山は雪の予報であったが下は雨。何処からか雪に変わるだろうが、冬の雨の中を登るのは遠慮したいから今日に延期。
7時15分奥平谷の駐車場を出発。既に2台ほど先客あり。登山口には雪はない。雪は期待できないかな。

10分ほど登ると、空が開けた所の倒木に雪がうっすらと残っている。
30分ほど登った7時52分、標高650mの林道まで来ると、枝葉に雪が積もっている。この辺りから昨日は雪に変わったのだろう。この程度の雪でもウキウキしますね。

林道から林に入ると林床にも雪が。林道を挟んで一変だ。

8時10分馬の背に着く。登るに従い深くなる。温かいせいか枝葉の雪は落ちてしまっているようだ。馬の背からしばらく歩いたところで、足元が滑るのでチェーンスパイクを着ける。
8時32分千年樫に着く。
この辺りの枝葉には雪が積もっている。いい景色だ。
8時57分鎖場を通過。鎖が冷えているので手袋が張り付く。
9時平谷越に着いて、そうめんの滝のツララを見に下る。雪が吹き溜まっている。
下る途中から眺める、ヘギ岳が白富士だ。

そうめんの滝手前の岩場のツララは、歯抜け状態で寂しい。これではそうめんの滝のツララも期待薄のようだ。
9時11分そうめんの滝まで来ると、それなりのツララが出来ている。温かいのでツララから雫が落ちる音が聞こえる。この温かさでツララが観れたことに満足せねば。


平谷越へ戻って、経ヶ岳へと鎖場を登る。雪が融けて凍結している所はない。
展望岩から眺めるタワラギ山。

鎖場を登り上がって山頂部へ出る。枝葉に雪は積もっているが、この温かさではさすがに霧氷は無い。
9時48分経ヶ岳山頂へ着く。
雲が重くのしかかる景色はモノクロ写真だ。霞むでもなく稜線がクッキリしているのがいい。

郡岳方面の山々は標高800m強なのでほとんど木々に雪は見られない。融けてしまったのだろう。
経ヶ岳からの急坂に張られたロープ普頼ることは殆どないが、今日は有難さが分かる。
10時1分ガレの梯子場。積雪はあるが凍っていない。
10時13分つげ尾まで下る。急坂を下り終えて一息つく。
ここから先の縦走路に踏み跡はない。
歩き出すと間もなく、足跡のなかった縦走路に、狸か猪のだろう踏み跡が絶えることなく続く。
つげ尾からの縦走路で難儀したのは、湿ってベタベタした雪が数歩も進むと靴底に付いて高下駄のようになる。
11時11分釜伏山を経て、
11時27分狸だまりに着いて昼食。

11時45分、狸だまりから縦走路北側の林道へと下り奥平谷駐車場へ。
下るにつれ、雪は少なくなり地面が見えるようになる。11時54分林道へ出合う。
林道を右へと300mほど歩いて、12時沢ルートで奥平谷キャンプ場へと下る。
3,4分も下ると、雪はすっかり無くなる。標高を見れば650mを少し下った辺りだ。もう滑ることはないだろうとチェーンスパイクを外す。
下る途中でこんなキノコを見た。いかにも食べられそうに見えるのだが。
そして、林道に出て、石でバランスを崩し転倒。最後まで気を抜かないように。12時30分奥平谷の駐車場に下山。雪の縦走路と、そうめんの滝のツララも観れた山歩でした。


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