2023年1月9日、月曜日、晴。南長崎に用事があったので、ついでに八郎岳から寺岳まで歩く。ルートは八郎岳に登り佐敷岳から松尾岳へ下る右回り周回でと思って出発。
10時5分駐車場奥の谷を登りショートカット。
10時17分登山道に出て、10時36分竿の浦からの道を左に見る。
土曜日とは変わって、風もなく温かい日で、汗が流れ始め、10時44分中間点に着く。
休日なのに登山者に会わない。10時50分、最初の作業道に出た所で5人組の女子会が一服。お先に~最初に出会う登山者だ。
草住神社に参拝し、
11時11分一番上の作業道(下から4番目?)を渡る所で、こんな案内板。前からあったかな?よく見つけ出すもんだ。檜と思うが出来すぎ(杉)。少し加工したのでは?
頭上が明るくなると11時21分八郎岳山頂に着く。先客は女性2人組が2組。少し霞むが展望良好。真新しい山頂標柱が立っている。
深堀城山、伊王島。
稲佐山、女神大橋、長崎市街地
戸町の山並み
小八郎岳
佐敷岳、寺岳、野母崎。
温かいのだが、山頂の風は汗ばんだ体には冷たい。景色は堪能したから小八郎岳へと向かう。11時50分小八郎岳に着くと、八郎岳が望める以外樹木で眺望は無いが、風を受けないので、陽を受けて初春のポカポカ陽気を思わせる温かさ。
山頂部が禿山の八郎岳。
小八郎で昼を済ませ、千々峠(乙女峠)に12時21分着く。峠から小八郎岳の眺め。
ここからは木漏れ日の稜線歩きだ。
ポカポカ陽気と緩やかな登りで汗をかく間もなく佐敷岳に12時39分着いてしまった。
城山の左は平山台だ。
半島方向に中央のピークが寺岳だろう。
この先は数年前に衣笠球場あたりから八郎岳に歩た記憶があるが、山の様子は全く記憶にない。歩き始めるといきなりロープの張られた露岩の稜線。
でも、数分も下ると、左から植林が迫る、なだらかな道となる。
佐敷岳から10分ほど歩いた12時48分、稜線から飛び出た展望所に着く。
八郎岳の海まで続くように引く裾が見事だ。
谷を覗けば高度感ある。手だけ伸ばしてパシャリ。お~怖。
小刻みの登降を繰返しながら変化に富んだ稜線を先に進むと、
13時3分今度はテラスのような展望所に出る。目の前は寺岳だ。
よく見ると岩が空中に飛び出ている。
見える景色は前の展望所と負けず劣らずだ。
スリルはこちらかな。当然写真は目いっぱい手を伸ばして及び腰で撮る。
佐敷岳から寺岳の間は展望所になりそうな所がこのほかにもあるが、木々で眺望が今一だ。展望所から一旦下り、露岩の尾根を歩いて、
ロープの張られた急勾配を少し登れば、
13時17分寺岳に着く。樹木に覆われ眺望は無い。
道標に従い鋭角に戻るように布巻への道を下る。定かでないが40年ほど前に布巻から寺岳に登ったことがあるが、途中で道を失い背丈の短い植林を登った記憶がある。
下り始めは尾根がはっきりしないからテープを頼りに植林を下る。記憶にある植林がここまで育ったのだろうか。
山頂から数分ほど下ると尾根は明瞭になって来た。道を失うことはないだろう。
13時27分露岩が目立つ道になる。
寺岳から15分ほど下った13時33分草墨神社を見る。
神社から下は枯れ枝と落葉の道で、少しばかり荒れている。
14時42分、YAMAPでは標高190m辺りから尾根を外れて西に進むのだが、尾根を真っすぐ下ったほうが近道そうなので、ルートを外れて尾根を真っすぐ下る。
すると白いテープある。同じことを考える人はやはり居る。
歩き易い所を下って行くとテープは無くなる。GPSを睨みながら下って行くと、
13時52分、右に砂防提、下に白い手すりのようなものが見る。注意しながら斜面を下る。
手摺は砂防提の下流側に付けられた階段だ。他の道はなさそうなのでこれを下ると、
上からは分からなかったが、水道設備のような所に出た。舗装道が来ている。
道なりに下ると、13時59分サイクリングロードが見えた。今回はショートカット成功。
14時5分松尾岳の登山口を経て、
14時18分山の神の鳥居を見てお参り。ご神体は巨木のようだ。
14時26分下山。
今日は佐敷岳に着いてもたっぷり時間があったから寺岳まで足を延ばす。寺岳に至る稜線には高度感あふれる展望所があり、足を延ばしてよかった。記憶に残る良いルートであったと思う。なのに記憶になかったのは何故だろう。
草墨神社からの近道は、注意深く探せばしっかりした近道が有るのではないだろうか。
今日の行程、
駐車場10:05-11:21八郎岳-11:50小八郎岳(昼食)12:07-12:21乙女峠-12:39佐敷岳-13:17寺岳-13:33草墨神社-13:59サイクリングロード-14:26駐車場