2022年7月12日、火曜日、晴。火曜登山の日だ。午後から集会があるから山行は午前中までだ。近場の涼しそうな所で、轟峡の大渡橋から観音滝あたりを散策。
駐車場下の案内板の脇から沢に入って渡渉。
沢はこの時期とあって増水していて、渡渉にもたつく。石が濡れていてよく滑る。
対岸(右岸)に渡り終えると、増水時の迂回路の案内があった。左岸にもほしいね。
間伐が行われたようで植林がすっきりしている。
上流に向かって歩き始めると、巨木の森でヒメシャラとイロハモミジを目にする。
散策しながら沢沿いを20分ほど歩くと観音滝に着く。
流れに勢いがある。
滝を見下ろすように、崖下に観音様が鎮座。
岩の上を滑るように流れる平滑滝だ。
滝の脇の登山道は濡れていて滑り易いから慎重に。
今日は上の渡渉地点まで歩いて引き返す。ここは水量も少なく渡渉に支障なしだ。
戻りは迂回路の作業道を取る。
間伐され日当たりが良くなった所にハンカイソウ(樊噲草:中国の歴史上の人物)
それと今年初めて山で見るオオキツネノカミソリ。何故か群生せずポツンと一株だけ咲いていた。こんなのもいいね。偶然株を持ち込んだのかな。
迂回路を100mほど下ると、駐車場と大渡橋の間に出る。
渡渉地点の清流で涼みながら昼食を取って本日は終了。登って下って1時間の行程でした。
余談:新型コロナの影響で山小屋泊りの山行が煩わしくなった。以前は単独行の時はほとんど予約なしで泊れた。行きの交通機関の予約のみで良かった。だが今はほとんどの山小屋が予約しないとだめだ。
山小屋も感染防止のために宿泊人数を絞っているから止むを得ない当然の処置だ。
天候などで日程を変更しようとするとすべての予約をやり直しだ。今回、戻り梅雨で、吾輩の力量では雨では歩けない所もあるからやり直しだ。再計画しても、もし途中で停滞を余儀なくされたら、その先の予約を山行中に変更しなければと考えると、気が萎えてきてしまってすべてキャンセル。
以前のような自由な山行が出来るのは何時になるのだろうか?それとももう来ないのだろうか。ボヤキと愚痴でした。