2020年3月11日、晴。水曜登山で飽きずもせず、中山キャンプ場から北東尾根を登って笹ヶ岳、中山越、キャンプ場の右回りの行程です。9時40分にキャンプ場を出発。
尾根取付きに10時3分に着き、右手のレスキューポイント2から北東尾根に取付く。
取付きは急だが、すぐに右手に植林を見て緩やかに登る。
これもつかの間で、地形図通り徐々に急坂の登りとなる。雨上がりで湿った斜面は足場が滑りやすく難儀だ。
取付きから25分ほど登り、右手に岩尾根を見るとロープが現れる。
ロープを過ぎて右に捲くようにして岩尾根の上に出る。
たいそうに表現すれば、ここから先が北東尾根の胸突き八丁だ。
詰めは木の根に足場を求め、木につかまり登る。
10時41分、左手に進入禁止のロープを見ると急登は終わりだ。
ロープから右手にほぼ直角に曲がると、頂上台地らしい明るい林となる。
山頂近くはほぼ平坦になる。
左手木々の間に国見岳・多良権現が見える。
10時58分木々に囲まれた狭い笹ヶ岳の山頂に着く。
展望は西側にあるが木々に囲まれているので、周りの山の頂が見える程度だ。
北西に経ヶ岳、
その左に、黒木の集落。右に見えるのは郡岳か。正面は鳥甲山かな?
五家原岳もわずか見える程度だ。
急坂を下り、鞍部手前の滑りやすい岩場を笹を頼りに慎重に下る。
11時5分、マンサクの期待できる鞍部に着く。咲いている場所を知っている人が、咲いているべき所にマンサクが咲いていないと云う。一時探すと、笹南峰側の日当たりの良い木の上の方に咲いている。ここのマンサクの木は倒れかけた大木だ。
下から見上げても分かりずらいので大変だ。
中山越しへと下る途中、笹ヶ岳と笹北峰の鞍部手前の右手の林にマンサクを見る。ここのマンサクが今年見たマンサクの中では最もハツラツとしていた。マンサクの木と場所も覚えたから来年からは探し回ることはないだろう。
何時もは気にもかけず通り過ぎてしまう笹北峰から北東に延びる急勾配の尾根を眺めると木々に赤いテープが巻いてある。誰かここを下っているな。さてさて何処に下りつくのだろうか。そのうちに探索するかな。
中山越を少し下った林道で昼をとり、宝原橋を渡って、右手の沢沿いを下る近道(本来の登山道なのかな?)を取って、中山キャンプ場に12時54分下山。
次の花はヤマシャクかな。
今日の行程、
中山キャンプ場9:40-10:03北東尾根取付-10:58笹ヶ岳-11:06笹ヶ岳鞍部11:17-11:45中山越ー11:52中山越下林道(昼食)12:17-12:31宝原橋-12:54中山キャンプ場