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登山と車旅

九重の山 2024.05.03 万丈塔から花牟礼山

2024年5月3日、金曜日、晴。山友のご案内で男池から万丈塔、ながみず山、花牟礼山と北九重の山を縦走する。

早朝、長者原を発ち、下山する花牟礼山登山口近くに車をデポ、暗い中を走るのは大変だ。男池駐車場に戻り朝食後、6時36分出発。

100mほど白水鉱泉方向に歩くと、左手に林道が現れるのでこれを取る。
15分ほど舗装林道を上り続けると下り坂になる。下り坂に変わる所から左に万丈塔の先に出る登山道があったらしいが分岐に気付かなかった。
2,3分ほど下ると堰堤下の崩落場所を通過(通過後撮る)。
通過して1分ほど歩いて、6時58分左上の尾根方向へと登る登山道に入る。ここが取付きだ。
2分ほどで尾根に出る。
数分も歩くと、尾根を右手に見ながら植林を歩くようになる。結構急だが山友は順調に登る。
また数分も歩くと尾根道に戻る。15分ほどますます勾配がきつくなる急登を登り続けると、
7時34分、ススキに覆われた1190mの万丈塔の頂に着く。木々に囲まれ展望は無い。イヤーキツイ登りでした。
山頂から今度は急坂を一気に下り、
下り終わると、7時46分取付き手前にあった分岐からの道が此処で合流する。
ここから展望Pに向かって登り返しに入る。万丈塔への登りに比べれば緩やかだがやはり登りはキツイ。
15分ほど登り続けるとやや緩やかな登りになる。天気予報では晴であったが朝霧だろうか、登り始めてずっとこんな感じで、時たま明るくなったりするだけだ。
8時14分展望Pに着く。
展望良好とあるが、ガスって居て何処を眺めているか全くわかりません。晴れていれば、地形図から判断して吉部の当りが見えるのだろうか。
足元に慰めるようにサクラソウが咲いている。
フキクサ山へと緩やかな稜線を5分ほど分岐へと歩いて8時28分。分岐は小ピークとなっている。
分岐から僅か下って登り返すと、8時33分フキクサ山山頂だ。三角点が無ければただの林だ。

8時38分、フキクサ山のピストンから分岐に戻り、
次の鏡山へと向かう。
10分ほど下ると、8時48分作業道のような道を歩くようになる。
そして30秒ほど歩くと、作業道が交差するところに出る。
目印を頼りに進むと、広い林道に出るが、間もなく荒れた道になる。

林道を20分弱歩いた9時11分林道が交差する広い分岐点に出た。目の前の小高い丘が鏡山だろう。緩やな傾斜の丘だ。


道に挟まれた尾根に9時13分入る。
最初は緩やかな登りであったが、見た目とは大違いで、滑り易い急勾配が5分ほど続いて、
9時25分鏡山山頂に着く。
山頂は広いが、樹木に囲まれ展望は無い。ここでもサクラソウを見る。

鏡山から滑らぬように慎重に下り、分岐に9時38分戻る。左の道がフキクサ山から歩いて来た林道だ。次の立石山はフキクサからの林道を鋭角に左に戻るように尾根(写真正面左)に入る。
急勾配に慣れたのか立石山の登りもそれなりに急であるが、山友に後れを取りながらもゆっくり登ればキツクは感じなくなって来た。
分岐から20分ほど登った9時56分立石山に着く。樹木に覆われ展望のないピークだ。
ピークからの下りは広々とした開放的な樹林だ。
登り返しの鞍部に着くと一瞬どっちに登るのと戸惑う。
鞍部から20分ほど登り返すと、
10時25分ながみず山の山頂へ着く。
山頂は樹木に覆われ展望がないが、木々を抜け僅か南側に移動すると展望が広がる。昼食を取りながら山座同定。中央ピラミダルなのが万丈塔、手前左に鏡山、右に立石山か。万丈塔から右に延びるのがフキクサ山への稜線か。

万丈塔から右に目を移すと、涌蓋山が霞む。涌蓋山の左、手前の色濃い山並はフキクサ山ではないか。
昨日、涌蓋山から九重方向を眺めた時に、左中央に低山なれど三角形の飛び出た山が見えるので登ってみたいと思っていたが、奇しくもこれが万丈塔ではないだろうか。
左手には茶一色の平坦な山が見える。恐らくこれから歩く台地だろう。
山頂から台地へと向かう道はウツギ?の枝が張り出し歩きずらい。


山頂から10分ほど下った11時ススキの道へ出た。ながみず山から花牟礼山の間には藪漕ぎがあると云っていた所に入ったのか。

そして2,3分も歩くと樹林の道だ。
また2,3分も歩くとススキの道だ。今度はススキが続く道だ。11時5分ススキの藪に突入。目の前のピークが1245だろう。
5分ほど歩いて1245のピークに着く。ススキは台地まで続く。ススキが枯れたこの時期は踏み跡が見えるが、葉が茂れば踏み跡も見えずススキをかき分けて進むのに往生するだろう。
踏み跡を辿って登る途中で、九重にかかっていた雲が切れ始め、三俣山や平治岳が姿を現す。

1245から10分ほど登って台地に11時25分着く。台地から眺める九重連山、
手前には万丈塔からフキクサ山が良く見える。鏡山は万丈塔に重なり、立石山は緑に同化して写真では分からない。
その右には今登ったばかりのながみず山。

台地から植林、樹林の急勾配を下り、

10分強下ると花牟礼山への登り返しに入る。
雑木の急坂を登り、
目の前が明るくなったと思ったら、
11時49分花牟礼山手前のピークに出た。鞍部から10分の登りであった。
今降りて来た台地の眺めと、

九重連山の眺めだ。
花牟礼山の山頂はここから平坦部をピストンだ。

途中で三角点を見て、
11時54分樹木に囲まれ展望のない花牟礼山に着く。

12時2分ピークに戻り下山に就く。これは開けた長閑な下りと思ったのもつかの間で、
樹林の下りになる。

その内には右手に有刺鉄線まで現れる。
20分強下って、12時26分有刺鉄線の切れ間を抜けて、
右に鋭角に戻るように進む。この道実は間違っているのです。もう1本谷側に道があったのだ。いい道ですよねー、間違えて当然だ。

3,4分歩くとなんか怪しくなって来た。どうやら道を外したようだと気付く。左下に道があるようだ。地元の山ならここから適当に左に下る所だが、そこは慎重にと戻る。
100mも戻ると谷側に道が見えたのでショートカットして登山道に出て、道なりに下る。
12時54分T字路に突当り道標。右に下る。
集落の屋根などが見える。
2,3分も歩くと道は舗装道に変わる。足にキツイね。25分ほど下った13時20分民家下のT字路に道標(下って来た道を見る)。右に下る。

数分下って、13時26分車道にある花牟礼山登山口に下山。山友さんに引っ張っていただき何とか完歩できました。感謝です。車道を200mほど歩いてデポした車の所に13時30分戻る。山への登りに入ると急勾配の多い縦走路でした。下山して見れば九重の駐車場はほぼ満車状態でしたが、山中誰にも会わず。植林が進み過ぎ人気薄かな。やはり九重は久住、中岳、大船山、三俣山、そして坊がつるかな。
今日の行程、
男池駐車場6:36-7:36万丈塔-8:14展望P8:24-8:33フキクサ山-9:25鏡山-9:56立石山-10:25ながみず山(昼食)10:50-11:25台地-11:54花牟礼山-13:26花牟礼山登山口

戻る途中、白水鉱泉で炭酸水を飲み、
名水の滝を眺め、男池に戻る。


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