見出し画像

登山と車旅

多良山系 2021.10.28 北ノ川内から815尾根 春日越から木庭岳

2021年10月28日、木曜日、晴。北ノ川内から遠目越に登った際に地形図を眺めていて気になった、815から南に延びる尾根を登る。
北ノ川内の道脇に車を止めて、9時33分出発。尾根取付きまでは遠目越への道と同じだ。9時42分取付きに着く。左に椎茸の原木を見る右に大きくカーブする地点だ。

山に入りやすいところを選んで林の中へ。
灌木の小枝が茂るが何とか歩けそうだ。
植林帯に入ると灌木の枝が煩わしくなる。
さらに登ると、灌木をかき分けたり、身をかがめたりと藪漕ぎ状態。それでも尾根に付けられた急坂の獣道を進む。
10時7分植林を抜けると平坦になり、境界の石積みを見る。尾根だから何らかの人跡はあると思っていた。1,2分も歩くとまた境界石積を見て平坦部は終わり登りになる。
樹林の尾根は灌木の枝がないから歩きやすい。
徐々に登り勾配が急になり、岩が重なる急坂の尾根になる。木で止まっている岩もあるので慎重に登る。
10時32分岩の急尾根を抜けると平坦部に出る。アカマツを見て松茸でもないものかと想像して進む。
歩くこと間もなく、10時35分露岩を見る。
越えられないことはないが、安全策で右を巻く。
しばらく樹林の中を登ると、10時50分目の前に岩峰が現れる。何となく足がかりがありそうで登れそうだが、やはり安全策で今度は左を巻く。
巻いているうちに分かるが、大きな岩峰だ。

岩峰の下を歩くときに、上からのしかかるような岩をもある。登っていたら途中で往生したろう。
岩峰を通過して、しばらく歩くと、尾根が狭まり、枯れ木で歩きづらくなる。
一方でかなり標高も稼いできたから、右手木の間に遠目山らしきピークが見える。
歩くこと間もなく、尾根が痩せてきたなと思ったら、左側が絶壁の様に切落ちている。これはやばいと尾根の右側を歩く。
そうするとどうしても藪に近い中を歩く羽目になる。
で少し左側を歩くように登ると、11時15分左がすっきりしたなと思ったら、岩壁が見える。
この岩壁は(下山してから見た815の山容)山頂下の壁よね。道理で左側が切れ落ちているはずだ。樹林の中を歩いているから気が付かなかったが恐ろしいところだな。
岩壁を見てから左側に大きな岩が点々と目立つ急坂を登ると、
11時22分登り勾配が緩やかになる。縦走路の稜線近くに着いたな。
2,3分ほど歩くが縦走路に出ない。横切ってしまったか?
11時26分縦走路に出ました。815の尾根は急勾配の尾根でした。人が通わない道はやはり楽ではない。

この先は春日越の先から、嬉野市と鹿島市の区界を探索がてら歩いてみよう。展望台に12時6分に着いて多良の山々を眺めれば秋だというのに黄砂のような景色だ。

12時18分に春日越に着いて昼食をとり、12時40分嬉野・鹿島の区界に着く。
植林の灌木の中が区界の道だ。850mピークまで偵察してみるか。

灌木の中を1分もしないで抜けると、植林の中の歩きやすい道だ。

北、東、北と方向を変え進み、12時55分東に進む稜線に登り上がった所で、ここだけにテープの印を見る。恐らくここから南に下るポイント(今回の場合は戻りの際の下降地点)が分かりづらいからだろう。

ここから3分ほど歩くと、目の前に小さない岩壁が現れる。岩の間をぬう様に木を掴みながら登る。

登り上がると平坦な道になる。

平坦な稜線を2分も歩くと、白い棒状の印を見て近づくと、
立木に木庭岳(こばだけ:中木庭ダムが「なかこば」と読むから)の標識が、13時4分着く。

区界の先を眺めると、落葉の上には人跡は見られず、ほとんど最近は歩かれていないようだ。

名無しのピークでないことに偵察の成果を感じて満足。往路を戻り、春日越から北ノ川内に下り、14時56分駐車場所に戻る。今回も685.9の三角点は踏めなかった。駐車場所から眺める815(左)・遠目山(右)とそれぞれの尾根。
815
遠目山


今日の行程、
北ノ川内9:33-9:42尾根取付-10:07境界石積-10:35露岩-10:50岩峰-11:15左に岩壁-11:26縦走路-11:47遠目山-12:06展望台-12:18春日越(昼食)12:28-12:40区界-13:04木庭岳-13:37区界-13:47春日越-14:56北ノ川内
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事