2024年1月21日、日曜日、曇時々霧雨のち晴。会の山行で香春岳(三ノ岳)から牛斬山へ縦走だ。10時前に登山口の五徳越峠に着く。往路途中道の駅いとだでゼンザイのおもてなし。小豆が沢山で美味しかった~!ご馳走様でした。

五徳越峠は車が駐車できるほど広い。

峠を挟んで三ノ岳と牛斬山の登山口が向かい合う。

10時5分先ずは三ノ岳(香春岳)へ向かう。香春岳は一から三ノ岳で成る総称のようだ。

滑り易い急坂を1分ほど登ると尾根歩きになる。

15分ほど登ると、10時12分岩登りとファミリーコースの分岐に着く。当然ベテランぞろい岩登りコースを取る。

歩き出すと正面に三ノ岳の頭が見える。な~んだ目の前に見えるではないか。

分岐から5分も歩くと岩が出て来た。

1分ほど歩けば早速岩の登りに入る。

この先は急勾配の岩場を岩に手を掛け、木の根、木の幹、ロープを掴みひたすら登る。岩は角張っているから雨で濡れているが手がかり、足がかりが良い。



余裕でポーズ。

10時24分、眼下に香春市街地が見えて来た。左は二ノ岳だ。

勾配、足元も徐々に厳しくなってくる。高度感を感じないから恐怖感は無い。




さあどう登るのか?ストレッチ運動で次々こなして行く。飽きることなく実に楽しい。



後続の方ちょっと待ってくださいね。

雲も切れ天候は回復傾向。

ここはチョット足場が悪く、切立っている。それでも皆さんスイスイ。



登り上がった所に踊り場があり、10時48分命のキンカンをほおばり一服。丁度岩登りの中間あたりか。

一服後、再び岩登り。


腕力も使ってよいしょ。

容易には登り上がれないから停滞。

まだまだ岩場は続く。


後続も順調に登って来る。

ロープ場が現れた。岩が滑り易そうだ。今日の難易度No1か。

上からロープ場を見下ろす。

ここを抜けると緩やかな登りになり、角張った石から丸みを帯びた石になったような気がする。

そしてわずかの間土道になり、

岩の隙間を登ると、

間もなくの、11時19分前を遮るものはない。山頂部に出たー。

山頂部は岩がニョキニョキ。中央の岩が最高地点のようだ。

岩を渡りながら11時23分、最高地点から北側福智山方向を望むが、よく判別できません。

次々に後続が登って来る。


山頂から数十m東に行くと、11時33分山頂標識と三角点のある広場だ。

南に二ノ岳と香春市街地。

東に曇り空の下に周防灘。海が見えるなど想像もしていなかっただけに眺めにビックリ。晴れていたら絶景だろう。右手に海に突き出ていたのは国東半島だろう。

北にこれから向かう牛斬山だ。後方は福智山か。

山頂からはファミリーコースを下る。雨で濡れて滑り易いので要注意だ。

ロープ場は特に滑り易い。

12時二ノ岳への分岐に着いた。左に行けば二ノ岳だ。

植林を下り、

こんな案内板を見て、

12時23分分岐に戻り、

12時23分五徳越峠に戻り、三ノ岳を眺める。岩登りが楽しい山でした。昼食。



昼食後、12時56分牛斬山へと出発。

出足は、雨で滑り易い急坂を10分ほど登る。


登り上がると、植林帯の稜線縦走路だ。

緩やかなアップダウンを繰返しながら徐々に標高を上げて行く。時折霧雨が降り、鞍部では吹き抜ける風が汗ばんだ体を冷やす。

13時40分朽ちた五徳越峠を示す道標を見て牛斬峠かと思い、GPSを見ればまだ峠は先だ。

13時49分、464ピークに出て植林の上に牛斬山の頭を見る。ところで牛斬峠の標識あった?見なかったよね。

14時過ぎには陽が射し、青空も覗いて来た。日が当たると急に暖かさを感じる。

左手目の前に牛斬山だ。

牛斬山への分岐が見えて来た。

14時18分岩屋別れに着く。牛斬山はすぐだ。

左に行けば福智山だ。長閑そうな道だ。

分岐から100mほど下ると、14時22分採銅所駅(矢山登山口)への分岐を左に見送る。ここから牛斬山をピストンだ。

登る途中に山城跡を示す案内板。

分岐から5分ほど登って、平坦な牛斬山山頂に14時28分着く。

南に開けて、先ほど登った三ノ岳と右に二ノ岳、後方は山頂に電波塔が見えるから飯岳山(大坂山)だろう。

二ノ岳右に石灰石採取のため頭が削られた一ノ岳(白い所)。凄いですね山が一つ消えてしまった。これらの山は帰路国道から右手に見える。

14時40分牛斬山から下山を始める。直下の滑り易い所を慎重に下り、

最初の分岐を採銅所への道を取ると直ぐに植林に入る。

14時52分林道を横切った所に道標。

沢沿いの下りに入ると小さな3段の滝を観る。

植林を下り続け、

15時20分ガレを渡る。

徐々に竹林が出始め、15時30分砂防提を見る。

砂防提の先に出ると車道だ。左に登山道迂回路。砂防提の工事がある時はこの迂回路を歩くのか。今日は休みなので車道を歩けるのだろう。


車道を5分ほど歩くと矢山登山口に15時38分着く。有難いことにバスが此処まで迎えに来ていた。採銅所駅まで歩くと思っていただけに有難い。ここは登山者用駐車場でもあった。三ノ岳の岩場登りと比べると牛斬山の下りは退屈だ。ごく普通の登山道なのだが前者と比べあまりにも差がありすぎた。

今日の行程、
五徳越峠10:05-10:12分岐-11:23最高地点-11:33三ノ岳山頂11:44-12:23五徳越峠(昼食)12:56-13:49 P464-14:18岩屋別れ-14:18牛斬山14:40-15:30砂防提-15:38矢山登山口


帰路も道の駅いとだに寄れば、今度は総菜、弁当が半額になっていた。いたれりつくせりの道の駅だ。吾輩の車旅でも半額はありがたい。